2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
明日海りおさんの 金色の砂漠古代の奴隷制度を現代の価値観、人権尊重の立場から見ても、それは違うのではないかと思うのであります。架空の古代が舞台とはいえ、不可侵条約的な取り交わしとか、いきなりウエストファリア条約以降か、であります。元王子の奴…
真矢みきさんの ザッツ・レビューこれ見たかったヤツです。最高にカッコ良い真矢みきさんが楽しめるヤツです。こんなに魅力的な真矢みきさんを見て惚れないヤツがいたら、それは人間じゃないです。タカラヅカさん史上最高にカッコ良いジェンヌさんは誰?と問…
凰稀かなめさんの 白夜の誓い素直に楽しめました。面白かった。独り善がりのツマランもの連発するようなのとはケタが違う、マジでこの作家さんは才能あると思います。物語の展開や構成に無理が無く、時系列に沿った流れのおかげでストーリーと登場人物の心情…
北翔海莉さんの 桜華に舞えプロローグが犬養毅の暗殺で、はぁ?、でありますし、ご丁寧にエピローグにもご登場とは、随分と念が入っていることであります。主人公は歴史上の人物らしいのですが、名前を聞いてもワカラナイ、はぁ?、です。そんな歴史マニア向…
望海風斗さんの f f f-フォルティッシッシモ-この作品、ボクにはワカラナイ。望海風斗さんをはじめとするジェンヌさんたちの技量がなかりせば、成立しえないお芝居でありましょう。物語がジェンヌさんたちの技量に頼り切っているという感じで、話自体の魅力…
2022年末特別番組 聖なる夜に I NEED YOU月組さんの参加者は4人で、他組は5人なのであります。タッタ1人の違いでしかないのに、絵面がヤケに寂しく感じてしまうのです。暁千星さんの抜けた穴が、ポッカリと空いてしまった印象です。だから張り切ったわけでも…
朝海ひかるさんの スサノオ圧巻は水夏希さんがせり上がりで登場する場面であります。カッコ良過ぎで美し過ぎであります。水夏希さん好きの私としては、ヒューヒューもんであります。大劇場の客席はソンナお下品な反応が許される筈もなく静まり返っているので…
真飛聖さんの 愛のプレリュードタカラヅカさんのよくある光景をパーツ毎に解体し、再構築して出来上がった作品の典型例であります。そう見えてしまいます。金より命が大切と説教じみた台詞があったかと思いますが、パンを盗んだ少年の窮地を、主人公が金で救…
大和悠河さんの A/L期待は無かったのです。むしろツマランのじゃろ、くらいにナメてかかったのです。冒頭から客イジリだのクダラン芸人の真似だの、散々な出だしであります。しかし、話が進むにつれて舞台に吸い込まれました。ルパンは架空の人物と割り切っ…
紅ゆずるさんの GOD OF STARSヤバいクスリでもヤッちゃってるのでしょうか、と言いたくなるくらいのハッチャケ振りがエキセントリックな、紅ゆずるさんであります。悪ノリが過ぎるのではないでしょうか、な演出は私の好みには合致しないのですが、天下のトッ…
彩吹真央さんの NAKED CITY暗黒街の犯罪組織が絡む物語です。そういうのウンザリといいながら、見てしまうのです。社会の闇を題材にしてはいますが、作・演出家の先生は、最終的に家族の物語に落ち着かせようとする意図があるような気がしました。多少ウェッ…
望海風斗さんの ファントム蘭寿とむさん版に続き、私にとって2度目のファントムです。ファントムは役がジェンヌさんを選ぶ、と言っても過言ではないでしょう。ジェンヌさんとしての力量が、かなりのハイレベルで要求されると思うからです。そんなにオイソレ…
安蘭けいさんの 巌流ワタクシ的には、宮本武蔵vs佐々木小次郎はソレ程面白くはないと思っております。吉川英治の小説「宮本武蔵」が面白いので、皆勘違いしてしまったのだと思います。面白い小説を映像化したり舞台化すれば、それなりに面白くなるでしょう。…
霧矢大夢さんの STUDIO54明日海りおさんは、冷徹で高慢なロックスター役であります。中性的魅力を放射しまくりですが、こういう業界の人は、この手のタイプが多いと聞きます。後に、そういうことだったのね、となるわけですが、別に明日海りおさんでなくても…
安寿ミラさんの 白扇花集やはり、一路真輝さんによる78期初舞台生インタビューの後半が見どころなわけです。一路真輝さんの如何にも女王様な雰囲気が、78期生40名を圧倒しておるのです。ホンの少しでも緩もうものなら首が飛びかねない張り詰めた空気が、画面…
壮一帆さんの 一夢庵風流記 前田慶次郎壮一帆さんには大変失礼ながら、無い物ねだり症が出てしまいました。かなり破天荒な前田慶次郎役を、真琴つばささんで見たかったという気がしました。 原作を知らないのですが、タカラヅカさん必須の恋愛場面が、何か淡…
柚香光さんの 新源氏物語 新人公演何でもキメてしまう柚香光さんですから、光源氏も涼しい顔して、簡単に演じてしまったと思えるのです。しかし「精一杯お稽古に励んで参りました」という水美舞斗さんの挨拶を聞くと、大変なのね、と思う反面、ちょろいもん…
明日海りおさんの A Fairly Tale明日海りおさんは、青い薔薇の精霊役であります。キャラを考えれば、適切な采配というべきでしょう。明日海りおさんは、タカラヅカさんの従来型男役像に合致するタイプではないと思うからです。不死の美しきバンパイア、精神…
貴城けいさんの DAYTIME HUSTLER学業優秀で優等生のヘイワードは、ローレンスという犯罪歴ありのヤンチャ坊主に絡まれ、初恋の女性を取られてしまいます。メンタルが弱く不安定なヘイワードは、思い余って初恋の女性を手にかけてしまうのです。どういうわけ…
望海風斗さんの ドン・ジュアン女にダラしない主人公を望海風斗さんは、やけに大仰に演じておりまして、ちょっとオーバーね、と思っていたのです。しかし、シンの愛に目覚め手のひらを返したように善悪が入れ替り、その対比として殊更に悪党の部分を強調して…
彩輝直さんの 夜明けの天使たち彩輝直さんがいて音羽椋さんもいる、だから見ました。それだけです。この作・演出家の他作品を見たいかと問われれば「アタシャ見たかナイね」であります。見るかどうかは出演されるジェンヌさん次第です。暁千星さん目当てで見…
月城かなとさんの ダル・レークの恋 ペペル:暁千星さん暁千星さんのいない「ダル・レークの恋」には1ミリも心が動かなかったのですが、暁千星さん版なら、見よか、となるのだからイイ気なもンであります。暁千星さん目的で見てるわけですから、開始から暁千…
TCAスペシャル 2000 KING OF REVUEこれ、見たかったヤツです。断片的には見たことはあるのですが、全編通して見たかったのです。「ブーケ・ダムール」。男役さん5名が各々娘役さんを伴って歌い踊るわけですが、メンバーがスゴイです。大和悠河さん、朝海ひか…
芹香斗亜さんの 愛と革命の詩これは「ウィンナー野郎」とは正反対で、色の無い墨絵の世界のようでありました。原色と電飾で目がチカチカするようなド派手なタカラヅカさんと、ダークな世界に沈んだ葬式のようなタカラヅカさんでは、どちらが好みかといえば、…
珠城りょうさんの I AM FROM AUSTRIA終盤、暁千星さんと珠城りょうさん風間柚乃さん3人の場面、私はウケてしまいまして気持ち悪い笑いが思わず漏れたのです。しかし、客席はクスっともしてないのです。何か私の感覚にモンダイでもあるのでしょうか。暁千星さ…
礼真琴さんの 柳生忍法帖30年以上も昔の話、書店で山田風太郎の本を見つけると買い求め読み漁っておりました。忍法帖の面白さは勿論なのですが、山風の真骨頂は、実は明治物と呼ばれている一連の著作品にあるのではないかと思っているのです。映像化された作…
壮一帆さんの 心中・恋の大和路普通なら、心中物は食わず嫌いで避けるところなのですが、見逃し三振もイヤだし、見ることにしました。タカラヅカさんは、良くも悪くもコチラの予測を裏切ってくるので、油断ならんのです。心中物は"重い"という先入観とは逆に…
音月桂さんの Samouraiハズレでございました。お気に入りの音月桂さんが主演なのに、です。大湖せしるさんは悪玉の男役でしたが、その美しさは隠しようが無いし、緒月遠麻さんはカッコ良いし、トップさん予備軍の方々もいらっしゃるしで、豪華布陣なのであり…
彩吹真央さんの 月の燈影見逃していた作品の中に、こんな名作があろうとは迂闊でありました。稚拙な選球眼でありました。タカラヅカさんを甘く見ておりました。冒頭、佐内役の方が学芸会芝居丸出しでありまして、おやまぁ、とスッカリ油断してしまったのでし…
星条海斗さんの FALSTAFF暁千星さん目的で視聴したのです。暁千星さんよりほかに見るものもなし、であります。大浦みずきさんや和央ようかさんの男役像は、「どうでもしてっ」と言いたくなりますが、暁千星さんの男役の場合は、「どうでもしてあげたいっ」っ…