2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

悲願成就も心踊らず

巨人開幕3連勝にも拘らず、自称巨人ファンの私は何故か心踊らず、であります。活躍の捕手がカイってのがドーモね、それと活躍の外野手がガクトってのがチョットね、なのであります。他球団で戦力外の投手が、我が軍で勝ってくれたのは嬉しいけれど、でも、ア…

ラズベリーシロップは謎の隠し味

本編無料公開中の「パティシエ探偵ハンナ〜カップケーキ殺人事件〜」を視聴。パティシエ探偵も4作目になってくると、いくら甘党と雖も、いささか食傷気味になってくるものでございます。そこは敵もさるもの…でありまして、今回は冒頭イキナリ自動車窃盗団が…

コムギのダンス、誰もが見たい

「クジャクのダンス、誰が見た」最終話を視聴。主演女優である広瀬すずさんの美しさだけが、見所でありました。他は全然ズッコケ。特に演出が酔っ払ってんの?レベルのハズしっぷりでありました。ゴシップ誌記者やカナビラ爺、トモヤ容疑者の演技がキメ過ぎ…

狙撃主が未来からやって来る

タイムスリップものは、SFのありきたりな題材であり、安易に用いると、蔑んだ目で見られてしまうので要注意であります。タカラヅカさんの「パーシャルタイムトラベル 時空の果てに」などは、タイムスリップもののポンコツ例といえるでしょう。一捻り二捻り工…

今秋から元号は千星元年だあ

これで当面は暁千星さんの一強時代だな、タカラヅカさんは。タカラヅカ関連のニュースは、心底落ち込むような暗いことばかりだったので、2025年は暁千星さん祭りでアツくなりそうだ。さらに宙組からアノ方をスッこ抜いて、暁組に迎えようではないか。そうな…

仮面のラヂオ

「ラヂオの時間」(1997年)を視聴。丸っこい絵を描いていた頃の、手塚治虫の漫画みたいな映画でありました。我儘自分勝手自己中自己保身事なかれ主義といったイヤな奴が複数登場しますが、そういう人達も、丸っこい温かい線で描かれていて、登場人物総善人み…

時をかける侍

アマプラで「侍タイムスリッパー」(2023年)を視聴。映画に携わる人々が、その意気込みと矜持を語る映画であります。そういった意味では、「今夜、ロマンス劇場で」とテーマが重なる部分があります。「ロマンス劇場」はタカラヅカ化されましたが、「侍ッパー…

殺戮女とクモ男

アンジェリーナ・ジョリー主演「ソルト」(2010年 米国)を視聴。こちらと思えばエッあちらの人?ウソだよね、となるも、やっぱりあちら側だったのね。だけど何なの?単なる殺戮者?となり、結局何故寝返ったかワケ分からないまま終了。しかし、主人公程の身体…

激甘スイーツは死の香り

「パティシエ探偵ハンナ〜ピーチコブラー殺人事件〜」がアップされていたので視聴。スイーツ店を営む美人パティシエさんが、日常的に遭遇する殺人事件を、本職の刑事さんとタッグを組んで解決するという物語であります。今回もこのパティシエさんの身近で殺…

ナルカワとアナンのデュエットダンス

「クジャクのダンス、誰が見た」第9話を視聴。コムギちゃんに粘着していたスキャンダル誌記者の出自が、本人の口から語られたわけです。コムギちゃんの父親殺害容疑者と幼馴染で、リキヤ死刑囚と幼少期のキャッチボール繋がりの間柄だったとか。ココで、オイ…

虚仮威しとハッタリで貫き通した奇跡のドラマ

「私の知らない私」最終話を視聴。このハッタリだけで押し通したようなドラマの視聴を続けて、最終話まで辿り着いた自分を、自分で褒めてあげたい。主演の小野花梨に対し、主演の器じゃないだの、脇に徹しろだの、雑言悪口の限りを尽くしてきたが、私が最終…

羽休め?の紅天使

スカステで楽しみな番組というと、紅ゆずるさんの「スミレTERRACE-その話聞かせて紅?」であります。今回からリニューアルということで、ゲストが同期生同士の二人となるようです。これまでは紅ゆずるさんより古株のジェンヌさんと、下級生のジェンヌさんが…

斜陽の名家に浮かぶガラスの林檎たち

みぽりん追悼ということで、NHKBSで放送中の「平成細雪」(2018年)。全4回のうち2回まで視聴。谷崎潤一郎の原作は、読み始めたら面白くて、ヤメられない止まらないかっぱえびせん的小説だ。同じ谷崎潤一郎作「春琴抄」は、「殉情」と題してタカラヅカ化でお馴…

たとえ末席でも立ち見でも

平和な日常の何気無い幸福感が、何よりと思うわけです。「ホットスポット」でイイ!と思ったのは、まさにソコなわけです。宇宙人未来人超能力者とか、そういう特殊能力が無くてもイイわけです。何も起こらない日常がイイわけです。酸いも甘いも…みたいな海千…

幽霊撃退法

昔、幽霊撃退法を何かで聞いた覚えがあるわけです。幽霊に出くわしたら、曰く、幽霊を怒鳴りつける、コンコンと説教する。つまり「あの世に行くべきところなのに、未練がましくこの世に留まるとは迷惑この上ない。とっとと立ち去られよ。いつまでも過去に拘…

クッキー焼き職人の日常

ソニー・ピクチャーズ公式チャンネルで「パティシエ探偵ハンナ〜プラムプディング殺人事件〜」がアップされていたので、有難く視聴。クッキー焼き職人のお姉さん周辺で、何故か殺人事件が起こり、何故かこのお姉さんが第一発見者になってしまう、とまぁ、パ…

演出が、ちょっとね

「クジャクのダンス、誰が見た?」第8話を視聴。関西弁を捲し立てる五月蝿い弁護士役の人でありますが、不自然さを感じさせる演技は単に大根なのか、あるいは故意の演技だったのかが問題だったわけです。今エピソードのラストで、これは喧しい弁護士役の人の…

ドラレコの証拠隠滅はドリル優子方式で

「私の知らない私」第10話を視聴。謎な要素を、欲張りに詰め込んだドラマであります。しかし、ミステリー的展開を目一杯広げ過ぎた為、収束不能に陥りグダグダなまま幕、となりそうな気配であります。このままニシジマさんが犯人ってことはないよね、と思い…

虫けらどもが蠢く

「グッドフェローズ」(1990年 米国)と、「L.A.コンフィデンシャル 」(1998年 米国)を視聴。前者は裏社会で伸し上がることを夢見る男の物語であり、後者は警察署内での腐敗や汚職、蔓延る暴力に心ならずもドップリ浸かりながら、出世街道をヒタ走る男の物語…

ババ引いちゃったかな…と

TVの新ドラマを視聴する習慣は無かったのですが、TVerを利用して一応チェックはしとこう、ということで見てはみたものの、やはりツマランしクダランの連続だったわけです。そんな中「私の私」と「クジャクのすずちゃん」と「萌え音ドラゴン」とバカリズムの4…

ユキティ先生っ!どうしたっ!

「カムカムエヴリバディ」は終盤戦に突入、ひなたの映画村編であります。しかし、安子編→るい編→ひなた編と変遷していくうちに、面白度が減じていってるようであります。藤本有紀先生を以ってしても、朝ドラという長丁場の闘いでは、停滞期の到来は如何とも…

最終話で収まるの?

「ホットスポット」第9話を視聴。宇宙人の秘密共有の仲間が、仲良し3人組内に限られていた時は良かったけれど、共有の輪が広がるにつれて、ドラマとして収まりがつくのかと、他人事ながら心配になったりします。宇宙人が不法侵入と窃盗に向かう車中、見知ら…

賞を獲ったからってエラいわけじゃないけれど

BS松竹東急は無料なので、有難く視聴させて貰っております。しかし、放送事業は何かと厳しい昨今、BS松竹東急も収益が上がらず、親会社の松竹が撤退を発表しました。BS松竹東急は放送する映画のテーマを決めて、それに沿ったラインアップを組んでくれるとい…

花の浪花の迷役者?

TVerで「クジャクのダンス、誰が見た?」の第7話を視聴。大阪弁でガナリ立て、石井光三のように喧しい騒がしい鬱陶しい弁護士役の役者さんの演技が、何だか少しばかり不自然に感じるわけです。無理に演じているような、そんな不自然さであります。それはこの…

暗示にかかり易い外科医

TVerで「私の知らない私」第9話を視聴。ヒロインの記憶が甦ってきたら、私が犯人?みたいになっておりました。フィナーレが近い段階でのコレですから、また引っくり返って、私じゃなかったってなるのは確実であります。問題は解決編でそれなりの合理的な説明…

老け顔も芸のうち

「ドライビング Miss デイジー」(1989年 米国)を視聴。米国の公民権運動がベースとして、底辺に流れている映画。しかし、そんな時代背景の知識が無くても、別にどうという事は無いわけであります。気難しい老婦人と、黒人の老運転手との心の交流を描いている…

リアルひばりくんの出現

元男の子で、元高知高校野球部で、元142キロピッチャーのユーチューバーさんを、最近知ったのであります。とても可愛くて魅力的なので、好きになってしまったのであります。と同時に、「ストップ!! ひばりくん!」を思い出してしまいました。そのユーチューバ…

舞台はアッパー、視聴はダウナー

2024年 雪組さんの「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」を視聴。この演目のポスターを見た時、呆れてしまったわけです。馬鹿っぽくて……。コメディ色を表現したかったのてしょうが、お笑いのセンスが壊滅的に皆無ですと、見てる方がツラいわけです…

宇宙人も撮影陣も大変だ

「ホットスポット」第8話を視聴。富士山麓のトンネルを抜けると、過去だった。というわけで、50年後の未来人が現在に舞い降りたとして、お金はどうしたのか?50年後は今よりキャッシュレス化は進み、紙幣や貨幣が残っているのかも疑問であります。一旦未来に…

円月殺法vs居合の仕込杖

「初春狸御殿」(1959年)を視聴。雷蔵と勝新がヒロイン若尾文子を巡って、血みどろの抗争を繰り広げる任侠活劇映画ではござんせんで、「狸御殿」のタイトルからも分かる通り、狸世界の化かし合戦であり、いわば大人の寓話であります。しなやかに舞う雷蔵の日…