2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

伝統を受け継ぐ花一輪

今週の宝塚カフェブレイクは、聖乃あすかさんの登場であります。別に聖乃あすかさんを推してるわけじゃないけれど、聖乃あすかさんなら、どうしたって見てしまいます。何処をどう見たって、聖乃あすかさんは、一刻も早くトップスターにならなきゃならん人で…

翼の生えた小型犬

フジTV系「愛の、がっこう」の第8話をTVerで視聴。このドラマは、登場人物が過去から引き摺ってきた柵を、ブチ破っていく物語であります。いち早く雁字搦めの鎖を断ち切ったのは、チワワ先生の母親であります。暴君ネロのような夫の仕打ちで、鳥の籠状態にあ…

衝撃の森

YTV系「恋愛禁止」の第9話をTVerで視聴。ヒロインのミズホが、付き纏い高校教師のストーカー男を刺した、と夫に打ち明けたと同時に、刑事がやって来るというのは、いくら何でもジャストなタイミング過ぎるというものです。サスガにドラマは違いますな、であ…

孤軍奮闘!女優力炸裂

フジTV系「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」の第6話をTVerで視聴。今回もストーリーが雑だったりします。劇場に足を運ぶ程熱心な観客であれば、"犯人"の正体を見破る強者が出てきても、おかしくありません。さらに"犯人"が要求した通り、ドバシ総理…

パパって言ってた?

テレ朝系「誘拐の日」の第8話をTVerで視聴。安達祐実が、芝居人としての凄味を見せつけているわけです。永尾柚乃と斎藤工のナイスバディものしか見所がないと思っておりましたので、ここにきて新たなプレーヤーの登場は、よくここまで引っ張ってきたものだと…

紋切り型のカルテ

TBS系「19番目のカルテ」の第6話をTVerで視聴。人生のフィナーレを迎えつつある人をどう看取るか、という終末期医療と家族の物語であります。荘厳なテーマを扱うには尺が短すぎるウラミはありますが、それにしても、紋切り型のチープな出来になってしまいま…

様子を見ましょう

ABC系「こんばんは、朝山家です。」の第6話をTVerで視聴。朝山家のキレる妻、朝子がモンダイの長男について、カウンセラー、小児科、小学教諭の各先生に相談・面談をするのであります。各先生方それぞれ尤もらしい御託を並べるのですが、結局は「様子を見ま…

衝撃重ね過ぎじゃない?

YTV系「恋愛禁止」の第8話をTVerで視聴。ドラマのヒロインが、ストーカーと化した元カレを刺サツ?するという衝撃シーンからスタートした「恋愛禁止」でありますが、毎回衝撃的展開を提供して下さる努力には、敬服する次第でございます。しかし、毎回衝撃的…

高齢者の為の踊り場?

テレ朝系「しあわせな結婚」の第6話をTVerで視聴。製作スタッフのお友達なのか知らんが、第5話では老歌手、この第6話では老元局アナという古希超えの二人を出演させてしまいました。勿論ドラマの本筋には関わらない、傍流での場面ではありましたが、こういう…

悲しい嘘の重層構造

フジTV系「愛の、がっこう」の第7話をTVerで視聴。カヲルが海で転落事故(事件)に遭い、入院しているという報告を受けたチワワ先生ですが、その背後で、電車がパァーンと通り過ぎるのであります。チワワ先生の婚約者が、カヲルの怪我と関係があると勘が働き、…

シンデレラは覚醒したけれど

TBS系「シンデレラクロゼット」の第8話をTVerで視聴。ヒカルの就活に影響を及ぼす大切なショウで、ハルカがモデルを務めるという、かなり飛躍した展開なわけです。ハルカは、それまでダブダブの服装で身体の線を隠していたのですが、モデル以降は、ピチッと…

笑顔の裏に潜む智謀家の顔

フジTV系「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」の第5話「GOD BLESS YOU 神のご加護を」をTVerで視聴。主演の森川葵だけしか見どころの無いドラマですが、森川葵の魅力だけで「スティンガース」の視聴を続けている次第であります。スティンガースの面々…

超絶的な演技力はヘンタイの領域

2014年版「緊急取調室」の第3話「嘘まみれの女」をTVerで視聴。犯罪捜査もののTVドラマは、定番過ぎて、正直ゲップが出る程ウンザリしちゃってたりするのです。しかし、この「緊急取調室」は、ひと味違っております。脚本自体は取り立てて言う程の事もないの…

ダブルオーナインとは言わないのね

舞台「サイボーグ009」公式YouTubeチャンネルで、2024年に上演された舞台版「サイボーグ009」が無料で視聴できるというので、視聴してみました。主役の009役が七海ひろきさんということですし、音波みのりさんが003役で出演され、天華えまさんが001の声で出…

しゃべらない噺家

TVerの「名作ドラマ特集」で、「緊急取調室」2014年版の第2話「しゃべらない男」を視聴。第2話にゲスト出演している、小芝風花の青い果実のような瑞々しい魅力に、目を奪われてしまいました。可愛い女優さんは、子役の頃から可愛いという見本であります。こ…

昨日のストーカー今日は友でいいのか?

YTV系「恋愛禁止」の第7話をTVerで視聴。マドカの策略にハマり、こうも易々と事態が急変するとは、ちょっと考えられないのであります。でも、架空のドラマですから、細かい事は申しますまい。ヒールに転じ、俄然、舞台中央に躍り出たマドカですが、演じてい…

甘美な夢の代償

フジTV系「愛の、がっこう」の第6話をTVerで視聴。チワワ先生とカヲルのラブストーリーは、どうしても悲しい結末しか想像出来ないわけです。ですから、二人だけの遠足が楽しければ楽しい程、切なさも募るのであります。夢が甘美であればある程、覚めた時の絶…

月に向かってトップをねらえ!

月組さんの風間柚乃さんが、菓匠三全「萩の月」のイメージキャラクターに就任とか。聖乃あすかさんだったら面白かったのに、と思った次第です。いや別に、聖乃あすかさんを推してるわけじゃないのだけれど。風間柚乃さんに不満があるわけじゃないのだけれど…

窮地の連続で緊迫感消失

テレ朝系「誘拐の日」の第6話をTVerで視聴。制作陣に本庁、所轄問わず警察を小ばかにしたい意思がチラチラ見えたりするところが、少々不快だったりするわけです。シオリを尾行する所轄の刑事がまた、昭和のギャグマンガ的動きで、演出家のセンスが理解不能で…

坐ることを歓迎する椅子

タカラヅカスカイステージで、2024年花組さんの「Liefie 愛しい人」を視聴。聖乃あすかさんを中心とした、所謂"別箱"公演であります。別箱に加え作・演出が生駒怜子先生ですから、かなり実験的試みの作品であろう、そういう予測はついたのであります。しかし…

最終話は大相撲の弓取式かよ

NHK「照子と瑠衣」の最終話を視聴。最終話に、青春ドラマを持ってきたのが、ワケわかラン、であります。瑠衣が母娘孫娘の3代の物語になったので、照子もソレっぽいものにしたいという制作陣の思惑だったのでしょうが、かなり無理してコジツケちゃったかな、…

曽祖父との死闘

アマプラで「トランス・ワールド」(2011年 米国)を視聴。不遇な身の上を嘆く者が、過酷な状況から"脱出"するには、過去に遡って過去を変えちゃえばいい、と短絡的に考えてしまいがちであります。事実、そういった類の物語は、ウンザリする程見てきているわけ…

誰かに見られてる

YTV系「恋愛禁止」の第6話をTVerで視聴。ヒロインに付き纏う粘着質プレーヤーの一人に、酒井若菜演じるナオミがおりました。酒井若菜は、哀しくもコワい味を出すという怪演を見せていたのに、第6話で消されるという憂き目に遭ってしまいました。惜しい。モッ…

心の扉を開ける時

テレ朝系「しあわせな結婚」の第4話をTVerで視聴。ネルラは、真実を見据えるかのような視線の自画像を描き上げ、壁に貼り付けます。その自画像は、逃げずに闘う旨の決意表明と受け取れます。ネルラの自画像を目撃したコータローは、ネルラの意図を察知し、戦…

権力への固執

アマプラで「教皇選挙」(2025年)を視聴。業と欲が渦巻くドロドロした権力争いは、コンクラーベも例外ではありません。しかし、「教皇選挙」が物足りなく感じてしまうのは、田宮二郎主演「白い巨塔」(映画版・ドラマ版どちらでも)を知ってるからでしょう。ド…

ナイス!バディ

テレ朝系「誘拐の日」の第5話をTVerで視聴。まず、警察が被疑者であるマサムネを確保したなら、俯せにして後ろ手に手錠を掛け、無線で応援を呼ぶ筈です。仲良く手繋ぎ状態で手錠を掛け、ノンビリと会話しながら歩くなんて、ドラマとはいえばかばかしい。おま…

"男前"娘役の前に跪け

タカラヅカ・スカイ・ステージで、2024年雪組さんの全国ツアー「Gato Bonito!!~ガート・ボニート、美しい猫のような男~」を視聴。「仮面のロマネスク」と二本立てでありますが、「仮面のロマネスク」は、見てるだけで胸糞が悪くなってしまうのでスルー。糞…

灼熱地獄なのにクリスマス

NHKの「照子と瑠衣」の第7話を視聴。照子の夫・大和田伸也が照子と瑠衣の潜伏先を嗅ぎ付け、照子と対峙したのであります。ひと悶着あるかと思ったのですが、大和田伸也がアッサリと引下がってしまったので、なーんだ、となってしまいました。また、バルベル…

何処まで続くよ老親の介護

NHKの「ひとりでしにたい」の最終話を視聴。高齢化社会で各家庭が直面する問題を、大真面目に、だけど無暗に悲観することなく、明るく楽しく朗らかに乗り切ってゆこう、そういうドラマでありました。後学の為に有益な豆情報もあったりで、終活に向けた嗜みを…

どの口が言ってるんだか

フジTV系「愛の、がっこう。」の第4話をTVerで視聴。夏休みを前に、高校教師役の木村文乃が生徒達に「危険な道に引き込まれぬよう」と、注意を促します。すぐさま、木村文乃の心の声が反応します。「どの口が言ってるんだか」。カオルが務めるホストクラブで…