匠ひびきさんの 琥珀色の雨にぬれて
鑑賞していて、フト私は疑問に思ったのです。私はタカラヅカさんが好きなのだろうか？スカイステージを視聴しているのだから、好きには違いないのです。しかし、私はタカラヅカさんの中にいた真琴つばささん、愛華みれさん、水夏希さんが好きなだけなのではないか？現在、タカラヅカさんの中にいる暁千星さん、朝美絢さん、礼真琴さんが好きなだけなのではないか？
「琥珀色の雨にぬれて」は、高汐巴さん、若葉ひろみさん、大浦みずきさんのポスターが、心に染み入るような感じで印象深く残っているのです。
雰囲気のあるタイトルと、懐古趣味を感じさせるような色合い。当時のキャストそのままに視聴することは叶わなくても、「琥珀色の雨にぬれて」に対する私の我儘な期待は膨らんでいったのです。
しかし、主人公のクロードに、そしてシャロンに全く共感できないのです。感情移入できない主人公と相手役ではどうもね、なのであります。
「夢の音楽会」での暁千星さん、「明日への音楽」での亜音有星さんを見ては喜んでいる、ただの年くったおっさんにとっては、タカラヅカさんへのハードルは高いと言わざるを得ないのです。
スカステが余生の友
