オスカル去ってばらは散った

安蘭けいさんの 外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編
スカーレット・ピンパーネルと同様に、ベルばら後日譚といえるのですが、外伝の方は低空飛行のまま不時着しちゃった?という感じです。
革命後の混乱期にスカーレット・ピンパーネルは、ハラハラドキドキな冒険活劇を繰り広げるのですが、ベルナールは何してたの?であります。黒い騎士が鳴りを潜めていては、面白くなりようがありません。
侯爵夫人だか伯爵夫人だかの場面も興ざめな感じであります。水穂葉子さんのような芸達者な方でないと、キツイのであります。
状況説明や、ト書き的なことを登場人物の台詞として語らせてしまうのも、いかがなものか、な感じです。
ベルばらはタカラヅカさんの代名詞的な演目でありますが、外伝の方は封印したほうが無難ではないか、と思ったりしたのでした。

スカステが余生の友