珠城りょうさんの 夢現無双
吉川英治の「宮本武蔵」ってこんな話でしたっけ?読んだのが随分と昔なので記憶が殆ど無いのです。
というわけで、実質まっさらな状態での視聴であります。
何やらバタバタとして、忙しない印象を受けました。大河ドラマ的長編小説を取り上げる場合は、テーマを絞り、一つのエピソードを掘り下げる描き方をした方が良いような気がします。
短い時間にいろいろ詰め込んだ為、散漫な印象になってしまいました。
しかし、ジェンヌさんの魅力溢れる舞台は健在であります。
特に、月城かなとさんはコミカルで情けない男の役どころですが、バッチリと決めておられるのは流石であります。
暁千星さんも可愛いだけの役者さんではないところを、発揮されていたようです。
最後に、妄想タカラヅカを一つ。
吉川英治の優等生的なキャラではなく、例えば中里介山「大菩薩峠」の机龍之介のような冷徹な悪党でありながら、何故か女にモテてしまうキャラを要望するものであります。そして机龍之介役には、この方しかおりません。
お察しの通り、柚香光さんであります。毎度毎度スミマセン。
スカステが余生の友
