探偵小説好きはタップダンサーを目指す

蘭寿とむさんの NEVER SLEEP
殺人の被害者が幽霊となって、現実の捜査陣に協力するというのは、幽霊刑事にもありました。幽霊刑事は面白かったのですが、NEVER SLEEP はミステリーなのかサスペンスなのか、そのどちらでもないのか、分からない印象です。
タカラヅカさん必須の恋愛場面は、当のコンビを早い段階で視聴者に提示し印象付けておかないと、ボヤけてしまうようです。
警護対象と恋仲になるとの予測は容易にたちますが、やはり唐突感は否めません。
タップダンスは見事だったので、イッソのことタップダンスを中心としたドラマ仕立てのショーにした方が見応えあったかも、なんて思ったりしたのでした。
最後に、五峰亜季さんが歌われたスタンダード・ナンバーに触れておきましょう。
My Heart Belongs to Daddy は Cole Porter の曲で、私は Julie London をオススメ致します。「All Through The Night」に収録されております。Jazz にドップリ浸かった Julie London を楽しめるアルバムで、私の愛聴盤でもあります。
グレン・ミラー楽団の演奏で有名な、Chattanooga Choo Choo は、奇を衒って細野晴臣の「トロピカル・ダンディ」に収録されてるのをオススメします。
無国籍なラテン風アレンジで(ナンノコッチャ)、とにかく楽しいのです。

スカステが余生の友