トップ娘役さんの主演作にしては微妙

愛希れいかさんの 愛聖女
タカラヅカさんの青春グラフィティものは、主人公がミスコンみたいなのにチャレンジするというのが、お約束になっているのでしょうか。よく見るような気がします。
そのミスコンにライバルとして登場するキャラも、昭和時代の古い人間には、「巨人の星」的に類型化されているように見えてしまうのです。
つまり、セレブな花形満タイプ、曰くありげで貧困家庭の左門豊作タイプです。
そこに汚職にまみれた政財界の悪を退治するチャンバラ劇をハメこめば、一丁上がり、です。
しかし、焚刑に処されんとする者が既の所でタイムスリップしても、もう粗方、事は終わっているので歴史が変わるとか、歴史書が空白になるとか、そんなことは無かろうかと思うのですが。
それにしても、神の啓示があったと信じ切って行動してしまうような人物が現世界に甦ったら、覇権主義な国家の独裁者になるか、フィクサーになるか、無敵の人になるか、いずれにしても怖いですね。
最後に、トップ娘役さんの主演作がこれってどうよ、でありました。

スカステが余生の友