一粒で二度美味しい

彩輝直さんの エピファニー
まずは、真砂屋の手を借りて行方知らずとなった高五郎を探す場面であります。登場から客席に背を向けているご婦人がおりまして、振り向くと彩輝直さんというサプライズ的仕掛けに、まんまと驚かされ、予期せぬ演出に注文通りに喜んだわけです。
彩輝直さん程の美人ならば、彩輝直さんの女役を見たい、と思うのは当然のことです。
その上、兄妹の一人二役で男役も演じてしまうのは、ウルトラマンが一話で二度出てくるようなもので、同業者からズルイとの声が出ないか、老婆心ながら気になったりするのでありました。
何か彩輝直一座の彩輝直ショーを見てるような気がしたのであります。
一粒で二度美味しい、を地で行くような彩輝直さんでありました。

スカステが余生の友