下線引く所、間違ってます

大浦みずきさんの アンダーライン
とにかく大浦みずきさんが出演されていれば、内容がツマラなくても、無慈悲なカットと雑な編集があろうとも構わない、という御仁向けでありましょう。
尋常じゃないツマラなさと退屈さに、大浦みずきさん出演でなければ、途中下車です。
瀬川佳英さんを見れたのも、終点まで辿り着けた理由のひとつでありましょう。
ツマラないと感じたのは、ハードボイルド風を装っていながら、ミステリーではないところです。
詩集に印されたアンダーラインが、事件の謎を解くカギになっていて、大団円の伏線になっているに違いない、と力んでいたのですが、「文字通りかよ」では「な~んだ」です。
これではハードボイルドもどきとしか、言いようがありません。
みどころは、芝居が終わった後のダンスでありました。それだけ見れば十分でしょう。

スカステが余生の友