いつか星の王子様が……

年末に真矢みきさんの「ザッツ・レビュー」を視聴し、年が明けて愛華みれさんの「夜明けの序曲」という物凄いのを視聴してしまったものですから、私の心の中はイナゴの大群が通り過ぎた後の大地のように、何も残らず風が吹けば砂埃が舞うだけという状況です。思えば真矢みきさんから愛華みれさんへの流れは、私的に花組さんの一番幸せな時期でありました。ミキさん愛華みれさん以外にも、あの人がいるこの人もいる、みんなみんないるスゴイスゴイ状態で、スターさんがよくもまぁこんなにも揃ったものだと感心を通り越し呆れてしまうレベルです。ですから朝海ひかるさんの「春麗の淡き光に」を見ても、水夏希さんの「君を愛してる」を見ても、紅ゆずるさんの「オーム・シャンティ・オーム」を見ても、心が動きません。何も無いのです。セミの抜け殻のように。この空虚な心の隙間を埋めてくれるのは、そう、オレたちの暁千星さんしかおりますまい。暁千星さんが登場した「波瀾爆笑!?」はたいへん面白く拝見したのです。しかし、やはり暁千星さんが主演を務めた舞台を見たいというのは、偽らざるところです。というわけでスカステさんには、暁千星さんをオネダリしたいのであります。お願いね。