スカステで放送するなよ!な作品

雨に唄えば 米国 MGM 1952年
大昔に見ているのですが、その時は別にドウということはなかったのです。ジーン・ケリーがドシャ降りの雨の中で歌い踊る有名過ぎるアノ場面も、バ●みたいに見えてしまったのでした。今再び見てみるとスゴいと感じてしまいます。近頃は宝塚歌劇のフィルター越しに見てしまう為、タカラヅカさんと比較して、つまりそういう目で見てしまうというわけなのです。私はタカラヅカさんに関心を持ってまだサ程経ってないので、タカラヅカさん版「雨に唄えば」を知らないのですが、知らないままの方が身のためだと思うくらい、このジーン・ケリー版はスゴい。先ず身体能力が凄まじく高過ぎるくらい高い。その上信じられない程のリズム感にスピード感は、血の違いを痛い程感じさせられてしまいます。これを日本人が日本の舞台で演じるのは、無謀というより狂気の沙汰であるとさえ思えてしまいます。でも、タカラヅカさんは果敢にチャレンジしていたのですね。タカラヅカさん版は見てなくとも、タカラヅカさんかわいちょ、という残念な様子は想像できてしまうのです。まさか、スカステさんでやらないですよね。放送しませんよね、タカラヅカさん版「雨に唄えば」。放送するなよ、ゼッタイ放送するなよ、とダ●ョウ俱楽部の●島さんみたいに連呼するのです。