麻実れいさんは最強のトップスターさんでありますが、「恋の特ダネ」ではコメディエンヌとしての実力をも見せつけてしまって、無敵のジェンヌさんであったことが証明されてしまいました。コメディといえど、シメるところはキチッとシメておりまして、遥くららさんとのデュエットダンスは美し過ぎて、もう何と言ってよいやら。宝塚時代の真矢みきさんは、麻実れいさんをお手本にしていたのではないかと勝手に思ってしまいました。男のズッコけた情けない姿もカッコ良く見せてしまうワザとか、コメディをサラリと演じてしまうスマートさとか、お二方には共通点があるように感じたのです。勿論ミキさんは麻実れいさんから学んだのでしょう。麻実れいさん、真矢みきさんに連なる系譜のトップスターさんというと、思い浮かびません。コメディエンヌとしても評価される紅ゆずるさんは、関西弁を連射しまくり、声色を縦横無尽に操る独自のモノでありまして、突然変異型と申せましょう。ですから麻実れいさん、真矢みきさん系譜のトップスターさんは壊滅状態であります。現在のトップスターさんにそれを望むのは酷でありましょう。そこで期待してしまうのは”我が推し”亜音有星さんであります。どうしても結論はそこに帰着してしまうのです。
