フランキー・ヴァリーとフォーシーズンズは、ベスト盤を持っております。最近は殆ど聴いてませんが……。フランキー・ヴァリーの裏声は、好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。ビーチ・ボーイズのような透明感はなく、クセのあるボーカルと言えます。しかし、コーラスは力強く、フランキー・ヴァリーの裏声がアクセントになり、かなりイイ感じです。2014年の米国映画「ジャージー・ボーイズ 」を視聴しました。これは、フランキー・ヴァリーとフォーシーズンズの物語であります。大抵バンドやってるようなのは、クセ者だったりするのですが、フォーシーズンズもご多分に漏れなかったようです。かなり際どい崖っ縁を歩んでいたわけです。しかし、単なるワルなだけではなく、ポップスのセンスや才能はズバ抜けていて、タモリ倶楽部の主題曲が彼らのキーボード奏者が作ったとは、知らぬ仏のお富さん、であります。お富さんといっても、安奈淳さんではありません。安奈淳さんといえば、宝塚歌劇団のレジェンドであります。そのタカラヅカさんで「ジャージー・ボーイズ 」を上演するのは、サスガに無理でありましょう。何とかコジツケて、亜音有星さん推しに結び付けちゃおうと考えたのですが、クリント・イーストウッド監督作品をタカラヅカ化出来る演出家は、タカラヅカさんには絶対にいないですモンね。