型破り過ぎるバックアッパー

世界陸上の女子やり投であります。フィールド、トラック競技で日本人女子史上初の金メダル獲得だそうで、おめでとうございます。しかし、つまりそのナンだ、そういうことです。そういうことで済まないのはPリーグ、のいちゃん(岩見彩乃プロ)の初戦敗退です。しかもシンガリ負けで次戦出場停止でありました。私はのいちゃんの初戦勝ち抜けを予想していたので、今回は当然反省会モノであります。しかしのいちゃんの初戦敗退は、当然想定の範囲内でしたので、反省会は無しです。のいちゃんの面目躍如だったのは、4フレームでのいちゃんがストライクを出した後のことです。控えに戻るや、のいちゃんは「じゅうはち、じゅうはち…」とブツブツ呪文のように言い出したのです。「18番レーンか、18枚目か理解できない」とは解説者の弁です。当然です。のいちゃんを理解出来るのは、宇宙人か未来人か超能力者です。一般人では無理です。更に試合後の敗者インタビューで、のいちゃんは「セブンテン残り賞あったら、受賞できる」と負けてなお、のいちゃんワールド全開でありました。三十路も半ばに差し掛かろうというのいちゃんですが、相変わらずの不思議ちゃんぶりで、これは本物のアレでありましょう。