老成し達観したJK達の物語

おにいさまへ… 池田理代子原作 手塚プロ製作残りをイッ気見しました。イッ気見出来るくらい面白かったのです。今更ではありますが、池田理代子先生はストーリーテラーとしても抜群に上手く、物語にグイグイと引き込まれていくのです。また、魅力的なキャラが…

ご家庭でレビューを楽しむ法

極寒の日には熱い湯舟にドップリと浸かりまして、あぁゴクラクゴクラクとすっかりジジイの入浴タイムですが、その後一節捻るように絞り出すのは浪花節ではなくて松田聖子さんメドレーです。風呂場で歌うと気分よくなるのは、開放感もあるでしょうが、エコー…

日常のよくあること

例のモンダイに、タカラヅカさんの中にいた方が「違和感」と表現されていたので、「キッパリと否定はしないのだな」と思ってしまいました。下級生に厳しく指導するのは伝統的に継承されていることで、それを芸の為ととるかパワハラととるかは、受けとる側次…

柳の下のジュリエット

音月桂さんの ロミオとジュリエット海外物です。他人の褌で角力をとる形です。エリザベートの成功の夢今一度、柳の下のドジョウを目論み尻馬に乗るコバンザメ・スタイルです。力んだ割には大したことなく、タカラヅカさんのリソースを豪勢に浪費しただけの結…

秘密の花園は伏魔殿

おにいさまへ… 原作・池田理代子樹里咲穂さんがスカステの番組で、この作品に言及されていました。それでというわけではないのですが、見てみることにしました。この作品を見てると、固定電話、テレフォンカードと公衆電話、チェッカー柄のタクシー、駅員が…

元SKD姑vs元宝塚嫁

老後の資金がありません! 2021年 東宝アマプラで視聴しました。天海祐希さんの単独主演作ということもありましたし、タイトルが身につまされたのでツイ見てしまったのです。天海祐希さんは老後に不安を覚える主婦といった役なのですが、天海祐希さんという…

いつか星の王子様が……

年末に真矢みきさんの「ザッツ・レビュー」を視聴し、年が明けて愛華みれさんの「夜明けの序曲」という物凄いのを視聴してしまったものですから、私の心の中はイナゴの大群が通り過ぎた後の大地のように、何も残らず風が吹けば砂埃が舞うだけという状況です…

波瀾爆笑、暁家の一族

横溝正史の「犬神家の一族」がまたドラマ化され、NHKで放送されるそうです。市川崑監督の角川映画版をはじめ、どのくらい映像化されたんだか分かりませんが、いい加減飽きもせず、気が付けば見てしまっている始末です。そして今回も今からワクワク感が沸き上…

49年前の月組さん版ベルばら

笑けてしまいました。笑けるという表現は、芹香斗亜さんが使っていたのがエラく気に入りまして、真似ッ子しました。何故笑けたかと言うと、皆さんお顔まん丸なんで。「●ぶ」とか「下●れ」とか陰●い●めの罵声がトビそうですね。その度に異動では大変そうです…

劇場で見なければ意味ないね

ビールとレビューは生に限ると言われてますが、イヤ誰も言ってないと思いますが、タカラヅカさんは宝塚大劇場か東京宝塚劇場で観劇してこそタカラヅカさんを"見た"と言えるのでしょう。私のようにスカステでチマチマとモニター越しに見るタカラヅカさんは、…

1999の年、花組さんの奇跡

愛華みれさんの 夜明けの序曲近頃、真矢みきさんの魅力に気が付きましてミキさんカッコ良いよー、などと思っていたのですが、この愛華みれさんを見たら愛華みれさんがステキ過ぎて、ヤッパリ愛華みれさんが好きなんだよなぁ、なんて思うのです。しかし何とい…

空中浮遊の花

真矢みきさんの 花は花なり今更ですが、真矢みきさんがカッコ良いことに気が付きまして、遅まきながらスッカリ真矢みきさんのファンになったのです。タカラヅカさんの理想たる男役像とは、少々ハズれるかもしれないのですが、可愛い男役としては愛華みれさん…

ジュリエットは諜報部員

ロミオ+ジュリエット 1996年 20世紀フォックスNHKのBSで視聴しました。タカラヅカさん版のロミジュリで水夏希さんの魅力に触れ、オレたちの暁千星さんも可愛いロミオを演じていたし、それで映画版を見た……わけではありません。ジュリエット役のクレア・デイ…

巌窟王とホラ吹き男

凰稀かなめさんの モンテ・クリスト伯Chuck Mangione の Feels So Good を一瞬思い起こさせるようなテーマソングは明るい曲調でありますが、主人公を襲う苦難の連続は凄絶を極めるものであります。執拗に繰り返される悲惨な仕打ちを原作に沿っていては、舞台…

花組さん黄金期の光と影

大浦みずきさんの 春の風を君に…この公演の見どころの一つは、香寿たつきさんでありましょう。並みいる先輩を差し置いて、香寿たつきさんはソコソコ台詞も出番もある大抜擢とも言えるような役が与えれたのであります。その頃香寿たつきさんは、既に中堅どこ…

夜明けは近い、あの頃の花組さん

高汐巴さんの 微風のマドリガル冒頭のガヤ芝居で一際目を引くのが、真矢みきさんであります。役名が無い船員ですが真矢みきさん一人、輝きが違うのであります。別に鵜の目鷹の目で探し求めているわけでもないのに「ミキさんだ」となるのであります。真矢みき…

空に舞う24の瞳

1954年の映画「二十四の瞳」と最近NHKでリメイクされた「二十四の瞳」が再放送されていたので、立て続けに視聴したのです。70年近くも前に制作された映画版の主演、高峰秀子さんの美しさがドラマ版の土村芳さんを圧倒していたので、映画版に軍配を上げたいの…

目がファンタジー

正月だというのに朝寝もしてられず、早朝から起き出してしまうというのは、何も加齢による睡眠障害だけが理由ではないのです。NHKで「メガファンタジー ジャガービート」の放送ということで、録画予約はしていたものの、気になって見てしまうというわけなの…

蒲田行進曲

「銀ちゃんの恋」ですが、大空祐飛さん版を最初に視聴し、次に久世星佳さん版を、そして水美舞斗さん版という順番で視聴しました。知った風な事書いたワケですが、実は深作欣二監督作品の映画版「蒲田行進曲」を見てなかったのです。大晦日に某BSで「蒲田行…

ウエダ作品を続けて視聴してみた

明日海りおさんの 金色の砂漠古代の奴隷制度を現代の価値観、人権尊重の立場から見ても、それは違うのではないかと思うのであります。架空の古代が舞台とはいえ、不可侵条約的な取り交わしとか、いきなりウエストファリア条約以降か、であります。元王子の奴…

これぞ宝塚!最高の舞台

真矢みきさんの ザッツ・レビューこれ見たかったヤツです。最高にカッコ良い真矢みきさんが楽しめるヤツです。こんなに魅力的な真矢みきさんを見て惚れないヤツがいたら、それは人間じゃないです。タカラヅカさん史上最高にカッコ良いジェンヌさんは誰?と問…

面白かったのですが、何か?

凰稀かなめさんの 白夜の誓い素直に楽しめました。面白かった。独り善がりのツマランもの連発するようなのとはケタが違う、マジでこの作家さんは才能あると思います。物語の展開や構成に無理が無く、時系列に沿った流れのおかげでストーリーと登場人物の心情…

日比谷で西南戦争吟ず

北翔海莉さんの 桜華に舞えプロローグが犬養毅の暗殺で、はぁ?、でありますし、ご丁寧にエピローグにもご登場とは、随分と念が入っていることであります。主人公は歴史上の人物らしいのですが、名前を聞いてもワカラナイ、はぁ?、です。そんな歴史マニア向…

祝砲は大砲でffffなのだ

望海風斗さんの f f f-フォルティッシッシモ-この作品、ボクにはワカラナイ。望海風斗さんをはじめとするジェンヌさんたちの技量がなかりせば、成立しえないお芝居でありましょう。物語がジェンヌさんたちの技量に頼り切っているという感じで、話自体の魅力…

心に響く聖なる夜の迷言

2022年末特別番組 聖なる夜に I NEED YOU月組さんの参加者は4人で、他組は5人なのであります。タッタ1人の違いでしかないのに、絵面がヤケに寂しく感じてしまうのです。暁千星さんの抜けた穴が、ポッカリと空いてしまった印象です。だから張り切ったわけでも…

神話の世界もセクシー路線

朝海ひかるさんの スサノオ圧巻は水夏希さんがせり上がりで登場する場面であります。カッコ良過ぎで美し過ぎであります。水夏希さん好きの私としては、ヒューヒューもんであります。大劇場の客席はソンナお下品な反応が許される筈もなく静まり返っているので…

メンヘラちゃんの子守はつらいよ

真飛聖さんの 愛のプレリュードタカラヅカさんのよくある光景をパーツ毎に解体し、再構築して出来上がった作品の典型例であります。そう見えてしまいます。金より命が大切と説教じみた台詞があったかと思いますが、パンを盗んだ少年の窮地を、主人公が金で救…

スタンディングオベーション

大和悠河さんの A/L期待は無かったのです。むしろツマランのじゃろ、くらいにナメてかかったのです。冒頭から客イジリだのクダラン芸人の真似だの、散々な出だしであります。しかし、話が進むにつれて舞台に吸い込まれました。ルパンは架空の人物と割り切っ…

このノリについてこれる?

紅ゆずるさんの GOD OF STARSヤバいクスリでもヤッちゃってるのでしょうか、と言いたくなるくらいのハッチャケ振りがエキセントリックな、紅ゆずるさんであります。悪ノリが過ぎるのではないでしょうか、な演出は私の好みには合致しないのですが、天下のトッ…

マネキンが踊り出すと思ったよ

彩吹真央さんの NAKED CITY暗黒街の犯罪組織が絡む物語です。そういうのウンザリといいながら、見てしまうのです。社会の闇を題材にしてはいますが、作・演出家の先生は、最終的に家族の物語に落ち着かせようとする意図があるような気がしました。多少ウェッ…