政局卍固め

キシダ自民総裁が国賓待遇でバイデンと会い、アソー自民副総裁はトランプタワーでトランプから歓待されたそうです。これは11月の米国大統領選でバイデン、トランプのどちらに転んでもドッチでもイケますよ、ということでしょう。更に、こうした自民党のワンツーの動きは、自民党としてはキシダ首相の低支持率も、そんなのカンケーねー、キシダ総理でこのまま続行するぜってことなのでしょう。間近に迫った衆院補選も自民の3戦3敗が確実ですが、そんなのカンケーねー、とキシダ首相で突っ走るつもりでしょう。自民内でキシダ降ろしの音頭を取りそうな連中を、根刮ぎ叩きノメしたので、こうした傍若無人な振る舞いが可能となったのです。こうして自民党は、財務リベラル勢力に覆われてしまいました。悲惨な状況であります。目も当てられません。それでも尚トップが保守系になれば自民はガラリと変わる、などと寝惚けた事をヌかす輩がいるのには呆れます。自民内で今でも存在している保守系議員は、自民支持の岩盤保守層を繋ぎ止める道具として使われているに過ぎません。キシダ首相自ら述べた、任期中に憲法改正する、という言葉も岩盤保守層に向けたガス抜きでしかありません。キシダ首相の発した言葉は、無味無臭無害なガスとなって、空中に霧散していくのです。