2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いちご白書はもう二度と

昔流行った歌、「いちご白書をもう一度」の一節に「悲しい場面では涙ぐんでた」というのがありました。NHKBSで1970年の米国映画「いちご白書」をやっていたので視聴したのですが、「悲しい場面」というのが分からなくて、困惑してしまいました。私は「いちご…

こまけぇこたぁいいんだよ

美空ひばり主演映画、1958年「ひばり捕物帖 自来也小判」を視聴。美空ひばりという大スターを如何に魅せるか、ということに主眼を置いた映画であり、トップスター中心に舞台を構築していくタカラヅカさんにも通ずる作品作りとなっておりました。美空ひばりの…

七夕決戦は最悪知事決定戦

都知事選は知名度がものをいう人気投票ですから、緑のユリコとレンポーのマッチレースとなるようです。本来なら100田さんとこのアカリちゃんに期待したいところですが、赤いレンポーと緑のコイケの前には、その他大勢の泡沫扱いは免れません。100田さんとこ…

黒蜥蜴は金持ちだ、宝石沢山手下もね

BS松竹東急で天知茂が明智小五郎に扮する「江戸川乱歩 美女シリーズ 」が放送されておりますので、視聴しました。「黒蜥蜴」が原作の「 悪魔のような美女」です。放送当時、私は訳知り顔で「お色気場面がウリの下らん三文ドラマ」と生意気なことを思っており…

女帝、七夕決戦に暗雲

七夕決戦となる東京都知事選で、立憲共産のレンホーが立候補表明へ、と報道されました。緑のコイケとしては学歴詐称問題で弱り目なところへ、衆院補選で自身が推すオトタケが惨敗し、そこへ更に血気盛んな立憲共産のレンホーが都知事選に殴り込んでくるとは…

今年の七夕はアツい?それとも

緑のコイケが3選目指して都知事選に出馬表明する意向、と報道されております。都民もナメられたものです。これで易々と女帝に3選をユルしたとなっては、都民はあほか、と罵られても仕方ないでしょう。緑のおばさんが都知事だなんて、恥ずかしいです。だけど…

ツマラン芝居はいらん

「TAKARAZUKA Visual Commentary #16 GRAND MIRAGE」「MUSICA×MUSIK Collection #17 」を視聴しました。宝塚歌劇団のショーって、演じているジェンヌさんも楽しんでらっしゃるようで、何だか分からないけれど、それってイイナって思います。楽しめる境地に達…

死ぬまで面倒見なさい

非公認の黙認個人FC会員で、お目当のジェンヌさん退団後も何かと献金、お布施を出すなら、死ぬまで払い続けなさい、であります。プライベートまで関与するなら、全財産貢ぐ覚悟でどうぞ、であります。ましてや元トップスターさんなら、セレブな生活したいか…

色褪せぬ昭和の名人芸

1958年の東映映画「ひばり捕物帖 かんざし小判」を視聴しました。美空ひばりさん21歳時の作品と知って腰抜かします。もうこの時点で老成した貫禄すら感じさせられます。すべての芸が、円熟した名人芸であります。映画作品としても面白く、余計で無駄なものは…

007といえば若山弦蔵よ

スパイ小説といえばジョン・ル・カレのスマイリー三部作、グレアム・グリーンの「ヒューマン・ファクター」などにハマり込んだ時期がありました。スパイ小説は心理戦。勝負は人間力で決するのです。ですから映画の007などは、正直スパイ映画というより、マー…

再演不可なショー

2002年花組さん版の「琥珀色の雨ぬれて」を再度視聴しようかと思ったのだけれど、どうしてもその気になれなくて、「Cocktail」の方を視聴しました。藤井大介のショーですが、見た瞬間、藤井大介だと分かります。私のようなド素人でも。アルコール依存症の患…

カフェブレは知性と品格に彩られ

今回の宝塚カフェブレイクのゲストは、帆純まひろさんでした。帆純まひろさんは、とても思慮深い方という印象であります。お話される内容を頭の中で完璧に構築し、それを言葉に出されているように見えます。トークが淀みなく流れているのは、頭の回転が速い…

月が眩しかったあの頃

NOW ON STAGE 月組 宝塚バウホール公演『A-EN』を視聴したのですが、朝美絢さんと暁千星さんの並びの衝撃度は、ルイス・ネリ選手を沈めた井上尚弥選手のアッパーからのストレートを上回る破壊力でありましょう。特に“メガネっこ”暁千星さんは、可愛いさの積…

暴かれた鈍感力

紅ゆずるさんの番組「その話聞かせて紅?」が人生の楽しみなのですが、録画しておきながら視聴を忘れておりました。これはヒタヒタと迫り来る認知症の幕開けを告げる現象なのでしょうか。コワイ。でも放送から2日遅れで、スミレTERRACE その話聞かせて紅? #…

平和とはなんだ!

人々はお金や権力を得ることに明け暮れている、努力さえせずに出来るだけ楽をしようと 「王家に捧ぐ歌」を視聴。2015年宙組新人公演桜木みなとさん主演版と、2022年星組礼真琴さん主演版を見たわけです。しかしこの「王家に捧ぐ歌」、曲にのせてのセリフは聴…

不朽の名作なのに、やらんのか

タカラヅカさんの歴史に触れると、必ずブチ当たる演目が「虞美人」です。古文書のように扱われる作品なのか、あるいは営業的に敬遠されてしまうのか、兎に角「虞美人」はなかなか再演されておりません。木村信司の脚色・演出により、2010年花組さん公演で発…

ユーチューバーは排除せよ

帆純まひろさんのバウ公演主演作、「春琴抄」を視聴しました。タカラヅカさんでは「殉情」という題名にしてますが、普通に「春琴抄」で良かったでしょう。お墓の一件を持ってきたのは、原作のニュアンスを伝えたかったのかどうか知りませんが、今のユーチュ…

オリジナルキャラが美し過ぎる

BSNHKで放送した際、録画しておいた映画版「今夜、ロマンス劇場で」を視聴しました。私は月組さん版「今夜、ロマンス劇場で」を、映画版より先に、スカステで視聴しておりました。順番がアベコベでございます。月組さん版で見ていたので内容は知っているはず…

目玉おやじは愛妻家

アマプラでボクシングを見たついでに「ゴジラ-1.0」を見て、そのまたついでに「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見ました。つまりついでのついでに「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を見た、ということで期待もその程度だったわけです。で、見終わった感想も、その程度だ…

シンvs-1.0 どちらに軍配を

アマプラで「ゴジラ-1.0」を視聴。海外でも評価されていたらしいので少しは期待したのですが、肩透かしを食らった感じであります。役者さんの大仰な芝居がリアリティを薄めてしまい、映像全体に安っぽい印象を与えてしまっていたようです。重厚な芝居をする…

古臭いものは駆逐していかないと

スタンダールの原作を知らず、何の予備知識も無いまま23年星組さんの「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」を視聴しました。存外に面白かったので、宝塚で過去に上演した「赤と黒」はどんなんだろうと興味が湧きました。探してみると、スカステで放送していた…

遺恨試合の違和感

5.6東京ドーム決戦は、井上尚弥選手が初回ダウンのハプニングを跳ね返して逆転KO勝ちしました。悪童ネリ退治に、溜飲を下げる思いがあったのは事実であります。しかし、冷静になって考えれば、ボクシング競技に、遺恨めいた付加要素は不必要であると思えます…

必殺!アトミックドロップ

OSKの株が上がった連ドラの「ブギウギ」ですが、総集編を放送しておりましたので視聴しました。総集編というより、要所を繋いで疾走するダイジェスト版といった趣でありました。宝塚ではロケットと称してるアレですが、SKDではアトミックと言ってたようです…

世界バンタム、コンプリート完了

WBO世界バンタム級タイトルマッチ。チャンピオン、ジェイソン・モロニーに挑戦した武居由樹選手が、判定で勝利をものにしてしまいました。井上尚弥選手が統一し返上したベルトを、4人の日本人が各々保有してしまうというトンでもない事態になってしまいまし…

眠れぬムラの子守歌

BS松竹東急で、ブロードウェイミュージカル「42nd ストリート」を視聴しました。宝塚歌劇を見慣れている方は、このようなブロードウェイは敬遠した方が身のためであろうかと思われます。所謂レベチであるからです。Harry Warren の曲もまた良過ぎるので、視…

黄金のバンタムまであとひとつ

エマヌエル・ロドリゲスvs西田凌佑のIBF世界バンタム級タイトルマッチを視聴しました。結果から申せば西田選手がロドリゲス選手から金星を挙げ、世界王者となったのでした。戦前、西田選手が勝つとすればサウスポースタイルから距離を取り、ロドリゲスの接近…

食指が動く公演

タカラヅカさんの公式サイトを覗いてみました。公演スケジュールにズラリと揃った公演群で、私が見たいと思ってしまったものを挙げてみましょう。実際に劇場に赴いて観劇する可能性はカンペキにゼロでありますが……。第一位は、星組さんの「夜明けの光芒」で…

ホラ吹き男やるのか

NHKBSで、2003年 米国映画の「ビッグ・フィッシュ」を視聴しました。星組さんでやるらしいから見ただけです。星組さんと言えば、タカラヅカニュースで星組の蒼舞咲歩さんが出演されておりましたので、何やら希望が見えた気がします。希望というのは亜音有星…

お披露目はしとしとぴっちゃん雨の中

「琥珀色の雨にぬれて」は、雰囲気のあるタイトルだけど、それだけ。パッケージは立派なのに、開けてみてガッカリという感じであります。月組さんの今度のトップさんは、お二方とも地味で、華やかさが致命的に欠如しております。その上演目が「琥珀色の雨」…