ピンクのベルばら

松田聖子さんは1980年代に「ピンクのモーツァルト」をヒットさせましたが、タカラヅカさんは2024の年、令和の時代に「ピンクのベルばら」を上演するようです。イキナリ「参りました」と言うしかありません。意表を突くと申しましょうか、これだけ苦境に追い込まれておきながら、タカラヅカさんの何という二枚腰でありましょう。仮面のロマネスクならぬ鉄面皮のロマネスクをやってもらいたいくらいであります。それにしてもオスカルを演じるのが、朝美絢さんですか。朝美絢さんが、オスカルという本来は女性であるが男として育てられ、男になりきった筈が、フェルゼンに恋心を抱くと女心が芽生え、オスカルに思いを寄せるアンドレに対して最終的に「おんな」になってしまうという何だかワケワカラン役柄を演じるわけです。というか、朝美絢さんは単にオスカルを演じるだけだと思いますが。画像を見る限り、朝美絢さんオスカルの美しさの破壊力は、イナゴの大群襲来級の凄まじさであります。朝美絢さんの前では「美しい」という言葉でさえ陳腐化してしまいます。それに彩風咲奈さんフェルゼンの可愛さはどういうこと?カンペキに女性じゃないですか。女子力半端無い彩風咲奈さんと朝美絢さんに対する夢白あやさん、アンタが一番男らしいわ。