火縄燻るバスティーユ

21日放送の「宝塚カフェブレイク」が神回だったというのは、暁千星さんが出演されていたというだけの理由でありました。暁千星さんのことが好き過ぎるので、当然のことであります。そのカフェブレイクで、暁千星さんは「1789-バスティーユの恋人たち」という作品にかなりの思い入れがおありになるということが分かりました。そういや、1789見てなかったから見てみようか、というわけで15年月組さんの1789を見てみました。が、しかし、朝美絢さんのサイコロコスチュームのところでコレ見たことある!と気付きました。記憶が朧というか、既に認知症まっしぐらなのでしょうか。それとも1789という作品が、大して面白くなかったから記憶に残らなかったのでしょうか。フランス革命を扱った作品は、ご存知、ベルばらがあるのですが、池田理代子先生のベルばらの素晴らしさ、面白さ、美しさに1789は足もとにも及ばないのでした。それで1789は私の記憶に残らなかったのでしょう。勿論認知症のキライはあるのでしょうが。池田理代子先生はオスカルというキャラを産み出すという奇跡で、物語を俄然面白くしてしまったのです。1789のロナンはオスカルと比べられ、凡庸扱いされてしまう気の毒なキャラでありました。最後に1789で笑っちゃった場面がございまして、第2幕の冒頭がまんまマイケル・ジャクソンのスリラーじゃないですか。その後トップスターになる方の歌唱がヒド過ぎて笑っちゃったのでした。