アニメの巨匠と東映時代劇

東映時代劇の「旗本退屈男 謎の暗殺隊」であります。忍者の大量発生という大サービス振りで、理屈抜きに面白かったのです。この映画、宮崎駿高畑勲は見ていたに違いない、と思ってしまいました。ルパン三世の「ニセ札つくりを狙え!」から「カリオストロの城」へと繋がるヒントとなったような場面があったからです。市川右太衛門はモッサリとした印象ですが、映画自体は疾走するスピード感に満ちており、このあたりも宮崎アニメに影響を与えたのではなかろうかと、思ってしまいました。もう一つ、スカステで峰さを理さん主演、87年星組さんの「紫子」を大変面白く視聴致しました。原作の勝利でしょう。原作読んでないので知らんけど。戦国武将のオスカル的キャラがとてもタカラヅカさんにお似合いなのです。オスカル的キャラが登場すると、思わず食いついてしまうのです。「ベルばら」は古臭いと文句ばかり垂れてますが、ホンネはタカラヅカさん版「ベルサイユのばら」が好きなのね。