緑のコイケ 閉店ガラガラ

緑のコイケに文藝春秋ビームが炸裂しまして、この破壊力は凄まじく、「女帝」緑のコイケも今度ばかりはモウ駄目でしょう。学歴詐称工作の当事者が実名で告白されているのですから、間違いなく息の根を止められました。緑のコイケ絡みで、自民などが五股のオトタケ氏に相乗りしようという衆院補選東京15区の行く方も、益々混迷の度が深まることになるでしょう。これで100田さんとこのいかりちゃんに肩入れしている私としては、チトばかり希望が見えてきたかな、なんて思ってみたりするのです。チトばかりの希望も見えないのは、宙組さんであります。タカラヅカさんの未来を託す3桁期生は、宙組さんに逸材が揃っていると思ったりするので残念であります。もうね、宙組さんだけ大劇場や東京宝塚で、ずっと新人公演だけしてればいいですよ。本公演やらずに。オーバーエイジ枠で上級生を限定的に入れたりするのはありで。例えば桜木さんとかみなとさんとかずんちゃんとか……。

ミーマイの極めつき

暁千星さんのことが好き過ぎるが故、博多のミーマイのブルーレイが、私の中ではゴールドディスクとなり輝いているのです。暁千星さんとの相乗効果でより輝くサリー役の舞空瞳さんは、恐らく史上最強のサリーでしょうし、意外といっては失礼なのですが、意外に極美慎さんのジャッキーがイイ。真琴つばささんや柚香光さんのジャッキーにイロモノ感が漂っていたのに対し、ジャッキー役の極美慎さんは、恵体過ぎるタワマン体型が邪魔にならない軽やかさで娘役を捌き切っておりました。しかし、そこまでッ。明日海りおさんのジャッキーを見てしまったら、この世のものとは思えぬ美しさに腰抜けます。腰にロキソニンテープ剤を貼っても立ち直れないでしょう。ミーマイはどのバージョンがお好きかな?と聞かれたら、暁千星さんのことが好き過ぎるので博多のミーマイと言いたいところですが、明日海りおさんのジャッキーは霊長類最強の美しさなので、明日海りおさんジャッキー版のミーマイ、と叫ぶことになってしまうのです。

この割り切れなさは何?

筒香選手が日本球界に出戻りだそうです。移籍先は巨人軍との報道が一部でありまして、多分そうなるのでしょう。自称巨人ファンの私としては、何とも複雑な思いであります。オドーア選手の自主退団で、巨人も自前の選手を育成するマトモな球団になると喜んだのも束の間、マタゾロ他から高いギャラで引っ張り込むなんて、ガッカリだわ、であります。メジャーどころかマイナーでもクビになるようなポンコツが、巨人で活躍したひにゃ、喜ばしいのか嘆かわしいのか、宙ぶらりんで半端なキモチであります。半端なキモチといえばスカステで月組さんの「応天の門」を視聴しての感想であります。決してツマラなくはないのですが、ズバッと一言、面白かった、とはならないのであります。暁千星さんが抜けた後の月組さんは、まるで蝉の脱け殻状態のようであります。

軍服コスプレはキマってるけれど

日曜の昼下がりに視聴しちゃったものだから、途中でウトウトとなってしまいました。そして、記憶にある場面に戻ってはリスタート、ということを何回も繰り返すというわけです。三歩進んで二歩下がるというか、牛歩戦術のようなまどろっこしさであります。何を視聴していたのかと言うと、柚香光さん主演の「二人だけの戦場」です。裁判場面から始まり、冒頭陳述で物語のあらましを述べさせてしまうという力業に出ますが、文章で状況説明をしていることに変わりはないようです。寝ながらも行きつ戻りつ見ていると、「追憶のバルセロナ」と記憶が重なってしまいました。あまり似たようなの書かないで欲しいです。設定をどう変えようが、どうせ大した話ではないのですから。柚香光さん演じる主人公は、人格のっぺらぼうで何者でもないようですから、柚香光さんの軍服コスプレを見る舞台なのでしょう。冗長なセリフは眠気を誘うし、睡眠導入剤代わりにピッタリの舞台といえるでしょう。

珈琲畑でつかまえて

映画「居眠り磐音」は面白かったわけです。脚本は藤本有紀さんで、非常に懐かしい名前でありました。藤本有紀さんといえば、昔NHKで「ミニモニ。でブレーメンの音楽隊」というドラマをやっていたのですが、その脚本家だったわけです。ミニモニ。が目当てで見始めた「ミニモニ。でブレーメンの音楽隊」だったのですが、感激した私は、DVDを買い、「ラッキーチャチャチャ!」を買い、そして「ミニモニ。でブレーメンの音楽隊」をノベライズした藤本有紀さん著の書籍をも買ってしまったのでした。あれから20年もの月日が流れたのですが、そんな感慨も手伝ってか、興味深く「居眠り磐音」を視聴したのでした。藤本有紀さんのホンですから、そりゃ面白くなりますわな。面白くなかったのはスカステで視聴した32年前の「珈琲カルナバル」です。作・演出が柴田侑宏ですから期待などしてなかったのですが、やっぱりな、でありました。ショーも低調だったし、作家演出陣がジェンヌさんの魅力に全く追い付いてません。それは今も同じで、小池修一郎とか正塚晴彦みたいのが日の当たる位置にいるとか、冗談ヤメて下さいよタカラヅカさん、と言いたいところです。

混戦を抜け出すのは

セコー氏が離党勧告処分を受け入れるとか、もう終了です、この人。こうもアッサリと白旗を揚げるようでは、根性無しと罵られても仕方無いでしょう。ハギューダ氏は保身に走り、難を逃れたようであります。こういう世渡り上手な輩も、政治家として信頼置けない感じがします。衆院補選東京15区で、緑のコイケが推すオトタケ氏に自民が丸ごとノっかると決めたようです。オトタケ氏に大勢さんがノっかるのは、ナカナカシュールな図であります。更に更にメロリンキューのお仲間なのか知りませんが、トリックスターさんも参戦されるようで、何だかボラの大群が川面から弾けて大混雑状態みたいになってしまいました。混乱のカオス状態で個々の主張が埋没して、組織票をガッチリと固めた勢力が有利になるのでしょうか。困ったものです。

演出家不足は深刻なのね

スカステで「My Last Joke-虚構に生きる-」を視聴しました。超ツマラナくて矢鱈長くて退屈で暗くて、兎に角、作・演出がマズイと視聴もひと苦労です。この舞台の視聴は、何かの罰ゲームにうってつけじゃないでしょうか。宝塚歌劇は激ハデなレビューがウリとの勝手な思い込みがあるのですが、暗黒舞踏を思わせる陰気で辛気臭い歌とダンスにも辟易としました。こんなんを喜んで観劇するタカラヅカファンは、余程の物好きなのでしょう。とはいうものの星組パッしょんのとこだけは参加したかったという気はしますけどね。でもそれだけ。3桁期のバウ公演とかなら、私なら断然宙組を見たいですけど。しかし宙組さんですから……。辞めるべきひとが辞めないで停滞しているのなら、トットト強制排除してでもスッキリさせて、新体制でリスタートして欲しいものです。