私的ジョン・コルトレーン5選

ジョン・コルトレーン盤を5つ選ぶとすれば、Prestige時代の「ソウルトレーン」。Blue Noteに残した唯一の「ブルー・トレイン」。Atlantic時代の「ジャイアント・ステップス」。そしてコルトレーンのヒット盤「マイ・フェイバリット・シングス」。そしてImpulse時代の「至上の愛」。この5作品を選ぶとするのが、ポピュラーな選択ですし、一般的という意味では無難でしょう。しかし臍曲がりの私としては違った5作品を選びたいと思います。Prestige盤の「ラッシュ・ライフ」。謎だらけの奇盤である United Artists盤、セシル・テイラークインテットの「Stereo Drive」。私の持っている盤では、コルトレーンのクレジットがBlue Trainになっているのです。レコード会社の契約上こうなっちゃったのでしょうか。かと思うと同じ内容なのに、コルトレーンのリーダー作という体裁で「Coltrane Time」なんてのもあるので、ワケわかりません。Atlantic盤では「Ole」。Impulse盤では「Live at Birdland」と「Transition」。これら5作品を選びたいと思います。個々の作品については、気が向けば縷々語りたいと思います。