昨年の「温度差」は今年も?

2023年のマイ流行語大賞は「温度差」で決まりです。小池修一郎週刊文春の記者を目にした際、叫喚を上げたその叫び声も面白かったのですが、素っ頓狂過ぎるのでマイ流行語大賞の選考から漏れたわけです。事件の騒動を受けての「お話合い」で下級生が上級生など劇団幹部に放ったお言葉「温度差」が、私には衝撃をもって響いたのです。「温度差」と言えば、大晦日に行われた、プロボクシング世界スーパーフライ級戦で見事KO勝利を飾った井岡一翔選手の評価であります。これまで井岡一翔選手は、ボクシング関係者などの玄人衆には高い評価を受けていたのですが、素人衆には、何だかなぁー面白くないなぁ、であったわけです。井岡一翔選手のボクシング技術は地味且つ高度過ぎるが故、素人衆にはその価値がイマイチ理解できないのですが、玄人衆には従前から絶賛されていたのでした。ここにも厳然とした「温度差」が存在しておりました。しかし、井岡一翔vsホスベル・ペレス戦において井岡選手の目を見張るようなKO劇に、その「温度差」が解消される可能性が出て参りました。しかし、依然解消されることの無い「温度差」がスカステで放送された「2024 新春メッセージ」です。宙組トップスター芹香斗亜さんのシーンでありました。バックの掛け軸に「清く正しく美しく」の文字が、一際強調されているように見えました。これは撮影スタッフに含むところがあったのでしょうか。何か嫌味なニオイを感じてしまいました。私には芹香斗亜さんの登場に、強烈な「温度差」と違和感、嫌悪感を禁じえません。芹香斗亜さんには一刻も早い自主退団をご決断頂きたいものです。