難局を乗り切る胆力

永田町界隈が賑々しくなっております。立憲の安住国対委員長が、予算案の審議を人質に取って「裏金議員のリスト」を出せと、自民に詰め寄ったと報道されました。岸田首相とすればここで野党の圧力に屈し、ホイホイと「裏金議員のリスト」を出してしまえば、自民内部から「身内を売るのか」という罵声と共に岸田下ろしの渦が一気に巻き起こりかねません。かといって「裏金議員のリスト」なんか出せねーよと突っぱねてしまえば、予算案も満足に通せないポンコツ内閣との烙印を押されてしまうでしょう。自民党内では上手いこと立ち回ってきた岸田首相ですが、外敵からの攻撃という国会対策の難しい局面でどう対処していくのか、見ものであります。見ものと言えば宝塚歌劇団宙組さんの公演をどう再開させるか、であります。私はトップスターの首をすげ替えるしかないと思っているのですが、頭テカテカの理事長さんに、どんだけの胆力がありますか、注目であります。