何処かで誰かが仕置人

NHKのアナザーストーリーズ 「木枯し紋次郎 VS.必殺仕掛人! 二つの傑作時代劇に迫る」。見ましたが、内容薄っぺらでツマランかったのでありました。フジの「木枯し紋次郎」に対抗して朝日が「必殺!」をぶつけてきたのは有名な話で、それを今更語られたところでねぇ、であります。メインコメンテーターの人選も、?でありました。学生運動とか革命とかって、結局はテロ破壊活動に他ならなかったわけですし、それを懐かしむような作り方は、かなり偏っていますねぇ。二つの傑作時代劇と放送当時の世相とを関連付けようという目論見は、ステレオタイプであり消化不良気味でありました。語り部松嶋菜々子さんも御座なりな感じで、これだったらAIで生成された3Dアバターみたいなキャラでも良いのではないでしょうか。こんな番組に安くないギャラ積んで有名女優さんや、胡散臭い思想家を出演させるんて、受信料のムダ使いでしょう。NHKがコンナ体たらくですから、民放各局の無残な現状は申すまでもないでしょう。国民共有の財産である電波を、他の民間企業に移譲すべく即刻オークションにかけるべきであります。既得権益に胡坐をかく悪徳放送業界の連中を、紋次郎や中村主水に斬り捨ててもらいたいものです。