星逢一夜を妄想してみた

咲妃みゆさんが可愛い。あまりの可愛さに反応して、観てしまったわけです。うるうるの瞳から涙ポロっは、反則級の殺傷力です。
(以下妄想)
早霧せいやさんのお侍さんが暴君と化し、一揆を起こした望海風斗さんに斬られ、致命傷を負いながら逃げ込んだのは、展望台のような櫓の上。そこにいたのは、咲妃みゆさんの泉。瀕死の早霧せいやさんが、咲妃みゆさんに抱かれながら、息を引き取る。死の間際に駆け巡ったのは、子供の時分の早霧せいやさん、咲妃みゆさん、望海風斗さんの三人が櫓の上で、星を仰ぎながら歌ったあの歌。エンディング。
とこういう展開を妄想したけど、違いました。
お芝居の世界でも官吏は強し、が現実なのです。

スカステが余生の友

あかつきの 星が輝く 月の城

中井美穂さん司会の番組で大空祐飛さんが、印象に残る作品としてThe Last Partyをあげておられました。
好きなジェンヌさんがそこまでいう作品となると、興味が湧いてくるものです。
今月は幸いなことに、大空祐飛さんと大和悠河さんのThe Last Partyが放映されるので、楽しみであります。
その前に、予習の意味も込めて月城かなとさんのThe Last Partyを観とこ、と思ったのでした。
理由はそれだけではなく、暁千星さんがお目当てであることは、言うまでもありません。
暁千星さんとなると流石にダンスが素晴らしく、華やかなステージの中心は暁千星さん以外には考えられません。
ALEXANDER'S RAGTIME BANDでの月城かなとさんとのデュエットなど、寧ろ暁千星さんの方が余裕綽々なように見えました。
もしもダンスに魂があったなら、暁千星さんを通して表現したいと熱望するのではないか、そんな妄想をしていまいました。

スカステが余生の友

くれないに 真琴も加え 恋煩い

紅ゆずるさんの ANOTHER WORLD
こめかみの血管が爆裂しそうな勢いで芝居が始まり、感情マックスのまま仕舞いまで突っ走るという何ともお疲れ様な舞台でありました。
近頃すっかり紅ゆずるさんが好きになりまして、関西弁の波状攻撃が何とも心地良く私に響いてくるのです。その声色も乱高下し高低自在に行ったり来たり、その度に表情も七変化するという紅ゆずるさんの芸達者ぶりに、私の口はポカンと開放したまま見惚れておりました。
見惚れたといえば礼真琴さんでして、礼真琴さんが私には中森明菜さんに見えた。礼真琴さん、ちょいと綺麗すぎます。好きになってしまいました。困ったものです。
落語が下敷きになってるお話だそうで、ナンセンス・ギャグ・ミュージカルの様相を呈しておりました。宴会の船上でスチャラカチャンと歌い踊りご陽気に三途の川を渡ったり、小豆色の電車からラインダンスのお嬢様達が飛び出してきたりとか、やりたい放題。
それもこれも、紅ゆずるという稀代のトップスターなればこそ可能となったスチャラカチャンだった、、、のかなぁ。

スカステが余生の友

ベルばら ないものねだり編

スカイステージではない他局の番組に、触れねばなるまい。
NHK アナザーストーリーズ 「オスカルになりたかった私たち」
スカイステージを視聴するようになって、紅ゆずるさんの存在を知った今、私は紅ゆずるさんのオスカルが猛烈に見たい、と喉が張り裂ける程叫びたい。否、オスカルに限らずアンドレでもフェルゼンでも誰でも、いやいやいや紅ゆずるさんのマリー・アントワネットこそ見たい。
麗しの美女こそマリー・アントワネットを演ずるに相応しい。となると、紅ゆずるさんしかおらんではないか。
興奮しすぎました。気を静めて。
スカイステージ来月の番組表を見る。ベルサイユのばらがズラリと並んだ。NHKに便乗したのかされたのか。どちらでも構わん。
兎に角、ベルサイユのばら漬けになる8月は、暑い夏がアクセルべた踏み状態になりそうだ。
肝心のNHKの番組については、特に感想や言いたいことはない。

スカステが余生の友

瀬奈じゅんさんに脱帽

スカイステージに入会する前、ネットでタカラヅカ関連の動画を漁っておりました。で、OGになられた、瀬奈じゅんさんと貴城けいさんのお二人が、女子会的なノリでお話しされている動画を見つけました。
瀬奈さんは可愛いお嬢さんという感じで、貴城さんはとてもお綺麗で女優然とされてました。
お二方とも男役で、トップスターさんでいらしたとは、全く信じられなかったのです。
OGになられた後のお姿と経歴とのギャップを確認してみたい、というのもスカイステージ入会の楽しみでありました。
そんなわけで冬物語二都物語を視聴して、瀬奈じゅんさんの別人ぶりに、あらためて驚愕した次第です。
タカラヅカって、おそろしい世界ですね。

スカステが余生の友

夏の日に 春のすみれが 花盛り

愛華みれさんがトーク番組でよく仰るのが、トップ時代は下級生が次から次へと押し寄せて来て、アップアップ溺れてた、というのがあります。
愛華みれさんのご謙遜か、自虐的な諧謔精神の発露かとも思えますが、案外本音なのかもしれません。
春野寿美礼さんの冬物語を観て、そう思いました。
春野寿美礼さんは凄い。素晴らしい。瀬奈じゅんさんと二人、花組の二枚看板だったそうですが、思いっ切り納得です。
歌舞伎もシェークスピアも知らず、タカラヅカもニワカな私としては、ただただ凄いとしか言えません。
この先、スカイステージで春野寿美礼さんを観ることができるでしょう。どんなに素晴らしい作品を観せていただけるのか。恐ろしい程楽しみであります。

スカステが余生の友

真矢みきさんのブルー・スワン

「私達下級生は、みきさんを見て育った」
タカラヅカ100周年の祭典で、春野寿美礼さんがMCの真矢みきさんに述べたお言葉です。春野寿美礼さんの隣にいた、朝海ひかるさんも大きく頷いていました。
そんなみきさんと、春野寿美礼さんをはじめとする[下級生]の舞台、それがブルー・スワンです。
物語は、桜吹雪狸御殿やカリオストロ城のリフォーム版のようです。ベタな展開ではありますが、思わず、引き込まれてしまいます。
みきさんのカッコ良さ、才気煥発な春野寿美礼さんや朝海ひかるさんに、つい見とれてしまいました。
………大事なことを忘れてました。
愛華みれさんが出てないじゃありませんか。
愛華みれさんが楽しみだったのにィ。
最大の楽しみを忘れるくらい、みきさんと[下級生]の皆様が魅力的だった、ということなのでしょう。

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