ばら園の美しき獣たち

2005年米国映画の「マッチポイント」を予備知識無しで視聴。ストーリーの展開が在り来りで、先が読める話でありました。内容がべたな分、引っ掛かりなくスンナリ見れたのかもしれません。しかし、マッチポイントの土壇場で、ネット上部で跳ねたボールがどっちに落ちるのかが運命の分かれ道。そっちに落ちましたか、な結末に、しくじって堕ちた人の表情を見て楽しみたいという性格の悪い私には、へっ?となってしまったのでした。それにしても、スカーレット・ヨハンソンという女優さんのセクシーさに圧倒される映画でありました。圧倒といえば2011年月組さんの「バラの国の王子」の面白さであります。原作の「美女と野獣」が面白いから当然でありましょう。ミュージカルとしても枯れているので、演出を担当した木村信司の評価は、保留にしておきましょう。この舞台における木村信司の手柄は、明日海りおさんを獣たちの中心に据えたことです。でも明日海りおさん程の美しさなら、当然でしょうけど。

まだ先は見えず

筒香選手の移籍先ですが、巨人が決定的とか言われてたのに、いや、古巣のDeNAで決まりという報道もあったりで、相変わらずマスゴミは迷走しております。迷走から脱したかのようなのは、宝塚歌劇団宙組さんであります。しかし、宝塚歌劇団の興行ではドタキャンを覚悟せにゃならんのがデフォルトになっておりますので、信頼の置けない気がするのも事実のようであります。私の注目はただ一点。宙組さんの103期生でたった一人きりになってしまった、あの方についてであります。劇団から何の情報も出てきておりません。星組さん在籍のお姉さんと共に「行く方不明」状態であります。そして、ひばりさん、りせさん、なるさんは一体どうなっとるのか、劇団には情報をリリースして欲しいものです。芹香斗亜さんは、先がないのでどうでもいいのです。一部の分からず屋のエゴのせいで、将来性豊かなジェンヌさんの進路が、妨害されるようなことがあってはならんのです。

宙に浮かぶ観測気球

1964年の米国映画「パリで一緒に」を視聴しましたが、オードリー・ヘップバーンの美しさを見る映画で、映画を見る映画ではありませんでした。つまり、そういうことです。今のタカラヅカさんでオードリー・ヘップバーンのような美しいジェンヌさんというと、やはり朝美絢さんにトドメを刺します。朝美絢さんが新人公演で演じたPUCKでの中性的な魅力を見るにつけ、朝美絢さんの娘役を見ることが出来ないもどかしさを感じてしまいます。現在、朝美絢さんは「仮面のロマ……」を上演中であります。「仮面のロマ……」の主演をコナせるジェンヌさんは、朝美絢さん以外にも大勢おられますので、何もワザワザ朝美絢さんが演じることもなかろうに、と思います。何もワザワザというと、宙組さんの公演再開がショーのみというのも、何もワザワザ、であります。ま、ソコは内部でイロイロ問題があるのでしょう。いずれにしてもヤッツケ感が漂っております。観測気球を上げて様子見、といったところでしょうか。

エエやんサブマリン

礼さんといっても巨人の高橋礼投手であります。ソフバンさんから本当にエエの頂きました。萩尾選手やルーキーの佐々木選手がレギュラーを取りそうな勢いでありますが、それがそのままチームの勢いになっているようであります。若い力だけではなく、小林捕手のようにベテランの経験値も適材適所で活用しており、それが今のところ上手くいっているようであります。上手くいってないのは、雪組さんの「海辺のストルーエンセ」でありました。暗いし、つまらない。作・演出家さん、ダメ過ぎます。もっと頑張って下さい。どんなに頑張ってもダメなものはダメなのですが。

嬉々として再開 聞きしに勝る鋼の心臓

朝美絢さん主演、14年月組の新人公演「PUCK」を視聴したのですが、何度でも言いますが、朝美絢さんは絶対に娘役で見たいってなるくらいの美貌であります。何ならパック役とパーミア役が入れ替わった方が、良いくらいであります。その方がよろしい。そして、ロバさん化した暁千星さんの可愛いこと。やはり朝美絢さんと暁千星さんは、この新人公演でも抜きん出てました。あと印象的だったのが、晴音アキさんです。どうしてこの方がトップ娘役になれなかったのか、理解出来ません。理解出来ないと言えば、芹香斗亜さん主演で宙組さんの再開であります。理事長が明言していたので覚悟はしていたのですが……。公の場で頭を下げるのが、背広組のジジイ3人だけでよろしいのでしょうか。上級生の謝罪なしで再開とは……。パワハラの当事者が演じるに相応しいお芝居の演目なんて、そうはありはしないでしょうから、ショーのみの公演となったのでしょう。それにしてもメンタルの強さには、恐れ入谷の鬼子母神であります。下級生が何言おうとも氷の微笑だったのは、再開が決まっていたからでしょう。正直、コワイ。

危機迫り鬼気迫る氷の微笑

もし某乳酸菌飲料を飲んで暁千星さんの夢を見ることが出来るなら、なんぼでも飲みますけど。ヘンテコなネット記事を見たので触れてみました。きっとステマかなんかでしょう。暁千星さんのことが好き過ぎるのです。リアル世界でお逢い出来ないのなら、せめて夢の中でもとは思いますけど。夢ではなくネットで中森明菜さんの最新動画が視聴できるというので、早速中森明菜さんの公式YouTubeチャンネルを見たのですが……。嗄れた歌声でありました。当然ですが、往年の艶やかさは失われておりました。ジャズ風味の伴奏に乗っての歌唱というのも、枯れた歌声にはジャズ、という短絡的な発想があったのではないでしょうか。時間の経過というのは、恐ろしいものであります。恐ろしいと言えば、週刊誌で宙組さんの現状が暴露されておりました。宙組さんの明日は見えてきません。漆黒の闇の中を、手探りで進まなければならないような危うさであります。

退団後も結局は村民なのね

五反田にある築50年のTOCビルが建て替えの為、3月に閉館したものの、再び現在のTOCビルで9月に営業再開することになったとの報道がありました。地上30階の高層ビルに建て替える計画でしたが、建築費高騰などで建て替えを延期したとか。TOCビルの経営陣は馬鹿がモロ出し状態です。大谷といってもドジャースの大谷ではなく、ニューオータニの大谷ですが、創業家の大谷も3代目になるとガッタガタですな。一旦立ち退かせた店子を再び呼び戻すとでもいうのでしょうか。とんだドタバタを演じたTOCビルに、店を出したいなどという奇特な御仁はおられるのでしょうか。世の中そんなに甘くはないでしょう。甘くはないといえば、退団後の元タカラジェンヌです。TVドラマや映画のオーディションを受けるものの、ダメを食らうことが多いようです。元宝塚が仇となるのかどうか、兎に角、元宝塚の威光は地に堕ち、昨年の事件以降は寧ろ悪影響さえあろうかというテイタラク。退団後も宝塚時代のFC会員を引き連れ、活動していくしかないというテイタラク。70年代に小林旭は「昔の名前で出ています」をヒットさせましたが、元宝塚は昔の名前で営業しています状態というテイタラク天海祐希さんは、芸能界で成功するために、敢えて宝塚色を払拭することに腐心したとか。退団後の元タカラジェンヌも、結局は狭いムラ社会の中でしか生き残れないようです。