凋落の巨人

球界の盟主と言われた読売巨人軍の惨状振りが、目を覆わんばかりです。日本のプロ野球自体が読売の自作自演であったのですから、球界の盟主というのは、幻影に過ぎなかったというわけです。巨人軍という虚像を構築し、そのブランド化された付加価値を各種媒体を通じて売り歩き稼ぎまくるという、新聞屋さんお得意のビジネスモデルが、平成までは辛うじて通用していたのかもしれません。しかし、時代の変化と共に、新聞、TVなどの既存媒体が斜陽となり「親亀コケたら皆コケた」状態となり、栄光の読売巨人軍NPBの中の一つと成り下がってしまったわけです。NPBMLBの下部組織化してしまったのも、読売にとっては痛かったでしょう。読売巨人軍大谷翔平では、どちらの方がブランド価値がありますか?という話です。読売巨人軍が地に堕ち、他のNPBの球団と同列に並び、見た目は横一列となったのですから、NPBが健全化したと言えるのかもしれません。