これは、もう無理……

不幸な事件から端を発した文春禍。第4弾は相当深刻です。亡くなった生徒さんの同期生が語った一言が絶望的でした。「温度差」。宝塚歌劇団の明日に「瓦解」はあっても、「再生」は無理でしょう。同期としては仲間が追いつめられ命を落としたというのに、理事長が「公演続けよう」で、トップスターが「頑張ろう」ですから…。何たる体たらくでしょう。この落差は「温度差」なんてものではありません。調査チームも予想通りのお粗末さです。「加害者とされる側は指導の範囲内という認識だが、被害者が虐めと取りえる真実相当性はあった」とか、そんな曖昧な表現の調査結果になることでしょう。もう無理……