劇団赤信号

9月末の痛ましい事件から、ひと月余りが経過しました。先週、被災者遺族の代理人が会見を開き、その模様がマスメディアで報道されました。事件当初は一部メディアなどと、独自記事として報道した週刊誌を多少揶揄するようなニュアンスで高を括っていた感のある阪急歌劇団でしたが、ここにきてどうやら退っ引きならぬ事態に至ったようです。つまり、世間の耳目を集めてしまったということです。阪急歌劇団の前時代的非人道的ああ野麦峠的陰湿陰惨で過酷を極める奴隷制度的ヒエラルキーが、白日のもとに曝されてしまったのです。サントワマミーで有名な方の時代から、海外へ目を向けて来た阪急歌劇団でしたが、この度の醜聞は国内外を問わず全方面からソッポを向かれてしまうでしょう。地に堕ちた阪急歌劇団でありますが、外部弁護士による調査報告次第では、復活に一縷の望みが……あるわけないか。