一部メディアの報道が、一部で済まなくなってきている状況です。宝塚歌劇団の陰惨を極めるイヂメの実態と、それを頑なに否定し隠蔽し続ける姿勢が、巷間に広く喧伝されていくことでしょう。親御さんなら大切な娘さんを「悪魔の棲む館」の如き宝塚音楽学校へ入学させようなどとは、絶対に思わないでしょう。バレエ教室などの受験スクールも、宝塚歌劇団はヤメとき、となるでしょう。どうしてもレビューの華やかな舞台に憧れるなら、朝ドラでキラ星の如く注目されているOSKにしとき、となりましょう。才能溢れる優秀なスター候補生の行き先が、宝塚歌劇団からOSKその他へとシフトしていくことになりかねません。自家中毒の症状を呈している宝塚歌劇団は、自分たちの現状が危うい崖っぷちに立たされていることに、目を背けているようであります。宝塚歌劇団のオワコン化の始まりです。宝塚歌劇団に請われた調査チームの報告によっては、宝塚歌劇団の凋落を食い止められる一縷の望みが見えてくるかもしれません。つまり、調査チームが宝塚歌劇団の暗部を洗いざらい公表し、それを受けて歌劇団が土台から立て直す覚悟があるならば、希望は持てます。しかし……