月船さららさん、見事月間MVP獲得

第427回 スカステが余生の友 プレゼンツ
栄えある 2022年 7月度 月間MVPは?

デデン

月船さらら さんに決定しました。

スカステを視聴し始めて、まず驚いたのは 紅ゆずるさんでした。カッコ良い容姿に妖艶なお顔立ち。
それでいて、コメディのスパイスをピリリと効かせた大阪弁の波状攻撃にKOされたのです。
続いて現れた礼真琴さんの中森明菜さん風流し目に、私は殆ど●●状態に陥りました。
礼真琴さんは美しいし可愛いし、スカイハイの歌声良し。言うことなし。
月間MVPは紅と礼のダブル受賞かと思いきや、大空祐飛さんの The Last Party を観てしまったばっかりに。
ヘミングウェイ役の麗しのお姿が、片時も心から離れず。なみだ橋 えがお橋 で、まさか主演の晴れの舞台、目に出来ようとは、望外の喜びとはこのこと。
最後の最後で一気に捲って、ノーマーク的存在だった月船さららさんがゴールを一番で駆け抜けた、という顛末。おめでとさん。

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月の船は、さららと流れた

大空祐飛さん版の The Last Party を観て、ヘミングウェイ役の月船さららさんが、凄い、と思ったことは既に書いた。何が凄いのかよく分からないけれども。
その月船さららさん主演の、なみだ橋 えがお橋、をそうとは知らずに録画していた。危うく見逃すところだった。
あの時感じた月船さららさんの凄さは、一過性のものか勘違いか、はたまた本物かを確認したかったので早速観た。
結論から言うと、本当に本物の凄いジェンヌさんであった。今の私に、この凄いを具体的に説明することは不可能である。
落語を題材としたこの舞台は、早霧せいなさんと沙央くらまさん競演の、雪景色、を凌駕していた。
ネットで検索してみると、この「なみだ橋 えがお橋」は、あの霧矢大夢さんの代役だったとか。
エースで四番が欠場した試合を、代役の月船さんが投げてはノーヒットノーラン、打っては満塁ホームランをカッ飛ばした、といったところか。
とにかく、スカイステージ入会以来、最強のインパクトは、月船さららさんの存在だ。
最後に忘れてたが、明日海りおさんも出演していた。
テロップを見て、おぉッとなったが、それ以上のことはなし。

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くそ熱い 真夏の中の 雪景色

早霧せいなさんと、沙央くらまさんが役替りで競演とのことですが、当然両方見て勝手なことを言うのです。
まず、愛ふたつ、のナンセンス・コメディ的な落語世界は、演者の力量が勝敗を左右します。
彩風咲奈さん相手に飲ませず、一人酔いながら悪ノリの度を増してゆく吞兵衛を、如何にもこんな奴いるよねぇ、と思わせるような芸達者ぶりを発揮して圧勝しました。勝者はどちらか、いいません。
人情噺の、花かんざし、の勘どころは、何もかもお見通しだぜ、の十手預かりの親分さんの粋な所作でしょう。これも勝者はハッキリしてました。
三幕目はショーのパートと捉えれば無理に勝敗をつけることはないでしょう。
というわけで、2-0の判定をもちまして、勝敗は決したのであります。

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大空祐飛さんはアヒル口

7月のスカイステージで一番のお目当ては、大空祐飛さんの The Last Party でした。番組表が発表されてから、放映日までが長い長い。随分と待たされた感じです。
スカイステージさんは三つの The Last Party を用意してくれました。
すなわち、月城かなと版、大和悠河版、そして大空祐飛版です。
私にとっては、申し訳ないけど、月城版と大和版は大空祐飛さんの前座、予習用、露払い扱いなのです。
大トリは大空祐飛さんの The Last Party です。大トリといってもツレちゃんでもミドリちゃんでもないです、老婆心ながら念のため。
やはり期待しただけのことはある。大空祐飛版 The Last Party は一等賞の輝きであったと思います。
祐飛ちゃんの役にかける熱量が凄い。トゥーマッチともいえる熱量で、クールなイメージの祐飛ちゃんですが、意外とホットなのね。
祐飛ちゃんだけでなく、ゼルダ役の紫城るいさんは登場から狂気を漂わせ、見るものを力で捻じ伏せ圧倒しました。ゼルダが病んでからはガラッと雰囲気を変えて、流石にプロの女優さんだわ、と感心してしまいました。
最後に特筆すべきは、ヘミングウェイ役の月船さららさんです。凄い、すごい、スゴイです、この人。全く知らんかったのですが、このような凄いジェンヌさんが当たり前のような顔をして、スッと出てくる。タカラヅカさん、恐ろしすぎます。
ヘミングウェイ役に関して言えば、月船さららさんが月城版の我が愛する暁千星さんを凌駕しておりました。悔しいが認めざるを得ません。
がんばって、アリちゃん。
忘れてましたが、明日海りおさんも出てましたね。テロップを見ておおっとなってしまいました。それ以上のことはなし。

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中世の宮廷芸術?大湖せしるさん

私のように助平心満載な爺は、男役娘役の区別なく、女性としての魅力に溢れているジェンヌさんが大好きです。
そんな目でパルムの僧院を見ると、まるで中世の宮廷画家が描くような、高貴で気品に満ちた大湖せしるさんの美しさに心奪われるのでした。
大湖せしるさんは男役から転向されたとのこと。
男役さんが本来の女性に立ち返った時、美の輝きが弾け跳ぶ場合があります。
以前に言及した高嶺ふぶきさん、凪七瑠海さん、そして大湖せしるさんがその見本でしょう。
朝美絢さんの女役は、もはや無敵であります。
礼真琴さんや暁千星さんの女役を、是非見てみたいものです。ミー・アンド・マイガールみたいな役替わりやってくれないかな。
でも、女役はちょっと………な男役さんもいらっしゃるでしょう。
それについては触れないでおきます。

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フルーツカラーの暁千星さま

ピガール協奏曲の冒頭でムーラン・ルージュのダンサーに扮した暁千星さんが、銀橋でカンカンを踊る場面で流れてた音楽。あのキャッチーなメロディですが、聴いたことあるけど思い出せない。なんか知っているメロディだけど、出てこない。心に引っ掛かったままモヤモヤしていたのですが、漸く分かりました。
Nancy Sinatra の I See The Moon のメロディそのままでしたね。
邦題は「フルーツカラーのお月さま」
昨日の投稿で Tammy を変えちゃイカんでしょ、と愚痴ったのですが、Tammy から Nancy Sinatra を連想して、ハッと気づいたのです。
だから何?って言われても、何も言えないのですけれど。
喉元に感じていた小さな違和感が、ストンと落ちたようで、スッキリしたのです。

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ノンノン・イザベルも3人娘?でしたな

音月桂さんのノンノンシュガー
60年代のアメリカン・ポップス、所謂オールディーズをジェンヌさんが歌う、ということなのですが、ただヒットパレードよろしく歌うだけじゃツマラナイ。60年代のアメリカをタカラヅカ風に創出し、劇中歌としてオールディーズを歌い踊ろう、ということなのでしょう。
私としては、少しばかりオールディーズに興味を持っており、楽しみに視聴した次第です。
のっけから愛加あゆさんセンターのガールズグループが、Happy Birthday Sixteen を歌いだしたので、続いて定番ともいえる The Ronettes の Be My Baby や The Crystals の Da Doo Ron Ron が聴けると、期待は膨らんだのですが………。
この愛らしい「あゆっち3」はその後大した出番もなく、後半になって漸く Lipstick on Your Collar だけとはがっかりです。
がっかりといえば、Tammy を変えてはダメでしょ。
などとグズグズ文句言いながら、視聴するのも、また楽しからずや。

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