酷暑の夏よりも熱い夏先生

「SKY STAGE SUMMER SCHOOL」での柚香光さんの発言が、面白かったのです。小学生の頃流行ったもの、というお題に柚香光さんは「モーニング娘。」とお答えになられたのであります。柚香光さんに対する勝手なイメージを言えば、それこそハプスブルク家の御令嬢のような環境下で、ご幼少の頃からお育ちになったのではないか、であります。それが「モーニング娘。」とは何と庶民的なことか、と意外に思ったのです。で、そのモーニング娘。について、つらつらと思い返すに思い浮かぶのは、先日惜しくもご逝去された、夏まゆみ先生のことであります。モーニング娘。全盛の頃、私もご多分に漏れず興味を持って見ていたのです。通常の歌番組の他、モーニング娘。の特番とかで「舞台裏に密着」みたいな企画の時は、必ずダンスレッスン風景が映し出されるわけです。となると当然夏まゆみ先生の、まるで「スクール・ウォーズ」の泣き虫先生の熱血そのものではないか、というくらいの熱血ぶりに圧倒されるわけです。本来主役である筈のモーニング娘。が脇に追いやられ、夏まゆみ熱血ストーリーになってしまうのです。アイドルに輝くことを教える立場であるはずなのに、夏まゆみ先生ご本人が輝いてしまってどうするの、状態であります。それほどに個性強烈な夏まゆみ先生を追悼する番組「金スマ」を視聴しました。番組の冒頭「夏の踊りは、トーク。体で話しかける」との夏まゆみ先生の言葉がありましたが、その通りの夏まゆみ先生でありました。連日の熱帯夜以上に熱い、夏まゆみ先生特集番組でした。