暴走する破壊王

ドラマシティ・シアター 30周年記念コンサート「Dramatic City “夢”」を視聴しました。一際目についたのが、和央ようかさんです。スタイルの良さ、シルエットの美しさ、宝塚のトップスターはこうでなくっちゃという見本であります。退団されてからかなりの歳月が流れてるようですが、トップスターのイメージを壊すことのないよう、日々鍛錬を重ねられているのでしょう。そのストイックな姿勢に、心から敬服するのです。続いて愛華みれさんのディナーショー「Refrain(ルフラン)」を視聴したのです。宝塚トップスターのイメージが何?そんなもん壊したげるわ、そう言わんばかりの破壊王愛華みれさんを拝見いたしまして、お元気そうで何よりでございます、であります。二の腕トークなど、自虐的笑いに走る愛華みれさんでありますが、愛華みれさんを慕う者は全て承知済み、全てを許容した上で愛華みれさんを大きな愛で包み込んでいるようです。それは愛華みれさんの人徳でしょう。それにしても、𠮷田優子センセをステージの中央に引っ張り出し、CDの宣伝で5500円を連呼し、押し売りとも受け取られかねないセールストークなどやりたい放題。それでも「タモちゃんじゃ仕方無いよね」と思わせてしまう力業は、愛華みれさんならではでありましょう。