リアルな暴力場面はいらん

東映時代劇の「清水港から来た男」を視聴しました。次郎長一家に巣喰う末端構成員の物語です。任侠ものです。反社の世界が舞台ですから、当然暴力的場面は不可欠なわけです。しかし、殺陣はアクション・シーンとして記号化されているわけですから、芸の一形態であり、血生臭さを感じさせることは無いのです。暴力シーンをリアルに表現すると、視聴していて不愉快な思いをしてしまいますが、時代劇ではソンナ心配は無用なのです。タカラヅカさんで、暴力シーンなどは排除してもらいたいと思います。どうしてもという場合は、様式化形式化記号化された演出をして頂きたいものです。