それでも期待する

この春の「一部メディアの報道」を受けて、宝塚歌劇団の対応を見ておりますと、BCP策定しなかったのかな?って思ってしまいます。どんな会社も、一応何やかや、やってるでしょう。宝塚歌劇団にとって「一部メディアの報道」も緊急事態に違いないと思うのですが、どうやら、そうではなかったようです。それこそ「文春なんてどうでもいい」なのでしょう。だから、「事実無根」であり「遺憾」という反応だったのでしょう。人の噂も七十五日と言いますから、ヤリ過ごして平常運転でいけば皆忘れちゃうでしょ、不満な宙組生は辞めればいいし、現存する宙組生でヤればいい、とそういうことだったのでしょう。しかし、事態はより深刻で不幸な事件へ……。今や企業は大小問わずコンプライアンス流行りで、パワハラモラハラはペケな風潮なのです。まさか阪急阪神東宝グループが、時代の趨勢に逆らう筈はないでしょう。宝塚歌劇団だけが「110年の伝統」に胡坐をかいていたのでしょうか。異常で執拗な個人攻撃は、宙組だけの日常だったのでしょうか。他組ではどうなのでしょう?私としては、亜音有星さん、山吹ひばりさん、泉堂成さん、波輝瑛斗さんと好きなジェンヌさんがズラリと揃った宙組さんなので、解体的蘇生に期待したいところです。