ゲル船長とゆく泥船の航海

イランがイスラエルにミサイルを無差別無分別無慈悲にブチ込み、中東情勢が一気にきな臭くなってきました。ウクライナとロシアがあの状態だし、アチコチでドンパチやっております。物騒な世の中に突入しちゃっているのに、日本の政治状況はゲル総理率いるドロ舟で、沈みゆく航海に乗り出してしまいました。米国もトラとカマが覇権争いの真っ最中で、実際、政治的空白期間であるし、チュー国にとってみれば台ワン侵攻するには千載一遇のチャンス到来でありましょう。おまけにゲル内閣の顔ぶれが、親チュー・親チョーの見本市みたいなものですから、絶望的であります。暗い世界から現実逃避して、目をタカラヅカさんに転じてみましょう。ゲル船長がドロ舟なら、宙組さんは「大海賊」とのことであります。タカラヅカニュースの稽古場情報の出演者で、一人だけ図抜けて美形のジェンヌさんがおりまして、誰だだれだダレだと目を凝らしてみたら、泉堂成さんでありました。やっぱりな。海賊繋がりで雪組さんの「ODYSSEY」を視聴しました。ノッケから美穂圭子さんが出てきて、カンベンしてよ、であります。生理的に不快ではありましたが、我慢して視聴を続けたのであります。この公演は眞ノ宮るいさんが大活躍とのことで、苦痛を乗り越える価値があると判断したからです。眞ノ宮るいさんは個人的に好みであります。女性に扮した(?)眞ノ宮るいさんが、何とまあ美しいこと。その天女のような眞ノ宮るいさんが朝美絢さんに絡む場面では、私の意識と目はズボンのおなら、左右へ泣き別れとなってしまいました。素晴らしい舞台でありましたが、邪魔なものが二つ。余計な専科の方と音楽に合わせた客席の無神経な手拍子は、私の神経をイラ立たせるのでした。それが無ければ満点だったのに。