引き籠りのGWはスカステさんということで、聖乃あすかさんの「PRINCE OF ROSES」を見ることにしたのです。聖乃あすかさんは劇団さん期待のスターさんのようです。私には理解不能なポテンシャルがあるジェンヌさんなのでしょう。私にはドウにもワカランのです。その上、映像コンテンツとしてツマランのでポイッしました。せめてお芝居の内容が面白ければ引っ張れたのに、残念です。タカラヅカさんは諦めて、東映時代劇に逃げることにしました。美空ひばり主演の「新蛇姫様 お島千太郎」です。こちらは美空ひばりと林与一のコンビがカッコ良く、内容も単純明快で分かり易く、面白かったのです。旅一座の劇中劇場面では、スタジオセット内で美空ひばりと林与一のお二人が、日舞というかダンスというかタップ的なダンスの和洋折衷で、かなり荒唐無稽でありました。そこがまたブッ飛んだ感じで楽しめたのです。娯楽に徹し、芸術性なんてクソクラえな制作姿勢は、全力で支持したいと思います。タカラヅカさんは小賢しくて、小洒落た舞台にしようとされているようで、そういうのは私は苦手で敬遠してしまうのです。
