恫喝しては凄む炎のスキンヘッド

残忍で無慈悲でヒステリックで、歪んだ正義感に駆られたワイドショー視聴者がモンスター裁判官となり、そのターゲットになってしまった宝塚歌劇団であります。なんちゃら教会を抹殺し、芸能界に君臨したナントカ事務所を血祭りにあげ、今度はその射撃装置が宝塚歌劇団にロックオンされたわけです。そして刺激的エンターテインメントを求める有象無象のワイドショー視聴者に、恰好の配役をキャスティングしてしまった宝塚歌劇団であります。如何にも東映時代劇に登場しそうな万人を敵に回す悪党面。その風貌のイメージを裏切らない言動は、宝塚歌劇団史上最凶の俳優と言えるでしょう。遺族側の訴えに対し、言葉は丁寧でしたが、本音変換機にかけてみると「イジメ・パワハラの証拠があるならサッサと出さんかい、ゴルァ!」であります。この恐ろしい場面が地上波に乗って、ワイドショー視聴者のモンスター裁判官に届けられ、見事炎上の運びとなったのでした。感情の赴くまま暴言を吐き続け、自分をコントロール出来ないヤツを宝塚歌劇団の代表にしてしまうという、絵に描いたような不幸の見本であります。