宝塚歌劇団内のゴタゴタと企業ガバナンス問題から、創業家vs経営陣という新たな対立軸へと局面は展開していきました。小林一族から実権を強奪した角夫妻という構図を見ておりますと、フジテレビの創業家、鹿内家と労組から成り上がった日枝久の抗争を思い出してしまいました。日枝はその後ホリエモンから乗っ取りを画策され、慌てふためいておりました。阪神も村上ファンドから危うく買収されそうになり、阪急が窮地を救う形となったことも、何となく共通項があるような気がしたりします。時代の趨勢からか放送業界自体が地盤沈下しておりまして、フジテレビは、振り向けばテレ東、と揶揄されたりするほどの凋落ぶりであります。宝塚歌劇団も、振り向けばOSK、とか笑えない状況になるかもしれません。さて、どうする?