宝塚カフェブレイクで、雪組さんで上演中の「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」が取り上げられていました。朝美絢さんという魅惑のゲストだというのに、何故か心踊らず、でありました。花組さんの「鴛鴦歌合戦」の場合は宝塚カフェブレイクを見て、「鴛鴦歌合戦」見たい見たい絶対見たい早く見たい、となり円盤をポチっとしてしまったのですが、「ボイルド～」は心踊らずというか、1ミリも心動かず状態であります。この違いは何なのかでありますが、理由は述べないでおきます。お察し下さい。昭和時代は雪組さんのASAMIさんと言えば麻実れいさんで、不世出のタカラジェンヌであります。スカステで麻実れいさん主演の「パリ変奏曲」を放送していたので視聴しました。ノッケからヤッツケ感がモノ凄く、ツマラン臭が充満しておりました。そんなハンデもものかは、麻実れいさんが舞台に降臨するや、空気は一変し、たちまち煌びやかな夢世界へと誘われるのでした。宝塚カフェブレイクで「ボイルド～」を見る限りにおいて、朝美絢さんはそこまでの魔力は無いようでした。作品全体から漂うダメダメ感に、引き摺られているようで、気の毒でさえありました。
