思い切り野次ってみた

外野席から野次を飛ばすだけのジジイです。「宝塚歌劇団は人材難かッ」と野次るわけです。月組さんの次期トップさんのことです。鳳月杏さんと天紫珠李さんに決定したようであります。鳳月杏さんトップ就任に関しては、決定前からアマタいる年季の入った宝塚歌劇団ウォッチャーさんによって、マコトしやかに囁かれていたので、覚悟はしていたのです。でも何だか「それでイイの?」という割り切れなさが残るわけです。70年代に井上陽水は「傘がない」を歌いましたが、私は「華がない」と叫びたいところです。歌劇団的にはよりベターであり的確な人事なのでしょうが、ラチ外から無責任に傍観するだけの外野席に巣くう野次馬の私は、ため息混じりに退散のやむ無きに至るわけです。しかし、地味なトップさんの誕生でありますなぁ。夢の世界を垣間見せてくれるのが宝塚歌劇団との思いがあるのですが、次期月組さんのトップさんは、イヤにリアル感がミチミチております。それに何ですか、柴田なにがしとか正塚なにがしの作品とは。情けないじゃありませんか。そんな大昔の苔むした作品しかないのでしょうか。歌劇団お抱えの作家・演出家も人材難のご様子。それじゃ、パワハラセクハラの演出家センセーを、切って棄てるわけにはいきませんわなぁ。