仏国にとって1789年は何だったのか

音月桂さんの Samourai
ハズレでございました。お気に入りの音月桂さんが主演なのに、です。
大湖せしるさんは悪玉の男役でしたが、その美しさは隠しようが無いし、緒月遠麻さんはカッコ良いし、トップさん予備軍の方々もいらっしゃるしで、豪華布陣なのでありますが、登場人物のキャラの設定が型通り過ぎて、共感出来ませんでした。
それに普仏戦争に参加した侍の物語なんて、小指の先程の興味も持てません。普仏戦争なんて欧州史マニア以外は、何それ?、であります。
貴族と平民との階級闘争も飽き飽き、そんな手垢に塗れたテーマなんて正直ゲップがでますよ、であります。
そもそも仏国は市民革命によって、アンシャンレジームをブッ壊したのではなかったのか、であります。
タカラヅカさんも、こりゃ物語として成立しニクいぞと思われたようで、取って付けたように、脈絡関係なくノッケから連獅子をブチ込んできたり、アイヌとか坂本竜馬とか出てきたりするのです。
でも、飲み屋のお通しみたいに押し付けられてもなあ、であります。

スカステが余生の友