琥珀色の昭和に埋もれて

与野党の血みどろの殴り合いが展開されると期待した衆議院予算委員会でしたが、野党の長時間演説や牛歩戦術は野党内からも「昭和の戦術で時代遅れ」と批判され、腰砕けに終わる始末です。ツマラン。昭和で如何にも時代遅れ、と言えば宝塚歌劇団月組全国ツアー「琥珀色の雨にぬれて」であります。名作の再演なら仕方ありませんが、琥珀色はダメでしょう。演出は樫畑亜依子先生とのことですが、才能ある演出家先生なのですから、樫畑亜依子先生のオリジナル作品でキメて欲しかったところです。朝美絢さん主演の「仮面のロマネスク」も、もうね、何て言うか、柴田侑宏はいらんでしょ。古臭くて矢鱈貧乏臭い正塚晴彦のものをサルベージしたり、タカラヅカさん、どうしちゃったの?であります。