
ネトフリで「爆弾」(2025年)を視聴。ストーリー自体は、んなこたぁない、の連続で、大した事はなく、ツッコむ気にもならない代物です。しかし、役者さんの芝居バトルの緊迫感に、惹き付けられてしまいました。佐藤二朗が染谷将太、渡部篤郎、山田裕貴の3人を相手に、三番勝負、三人組手で対決するといった趣であります。番外編で伊藤沙莉が狂乱の様相で乱入するのですが、この乱闘騒ぎに佐藤二朗が、文字通り最高潮に達するわけです。怪俳優佐藤二朗でなければ、演じ切ることは不可能と思われる場面です。この映画で見せた怪演技により、佐藤二朗は日本なんちゃら賞を受賞したとの事ですが、当然であります。佐藤二朗の他には、正名僕蔵のイヤミな怪演技が光っておりました。オッサンのバイプレーヤーですが、凡庸な佇まいでありながら、只者でない異様な迫力を発散しておりました。佐藤二朗との直接対決が見たかった、と思ってしまいました。