プレシディオチャンネルで「グランド・ジョー」(2014年、米国)を視聴。何かイヤ~な臭いが充満する映画でありました。石を動かしたら、その下に蠢く虫がゾロゾロ姿を表したというような、気味の悪さを感じるのであります。登場人物の善悪、偽悪、虐げられキャラがハッキリと記号化されているのも、視聴していてノリ切れない理由であります。ノリ切れないと言えば、少数与党となったジコーが秋波を送る国民民主のタマちゃんであります。ドロ船ゲル船長の与党丸にノルことは、タマちゃんにとって存在理由の喪失を意味しますから、ゲル船長の船にノリ切れない、となるのは当然であります。しかし、タマちゃんにとっては不可能と思えた首相就任の可能性だって、風の吹き方によっては、無きにしも非ずなわけです。ゲル船長の失策から転がり込んだ千載一遇のチャンスですから、一番高く売れる時機を見計らっているのでしょう。今、人生が一番楽しい政治家は、タマちゃんでしょう。国民民主の上げ潮状態は、ゲル船長の敵失とはいえ、国民民主シンバ幹事長の功績が大きいと思うわけです。シンバ幹事長の会見は、面白過ぎて、今や注目のコンテンツであります。もし、タマちゃん総理にシンバ官房長官なんて実現しちゃったひにゃ、政治ニュースもバラエティ以上に面白くなるでしょう。