メンヘラちゃんの子守はつらいよ

真飛聖さんの 愛のプレリュード
タカラヅカさんのよくある光景をパーツ毎に解体し、再構築して出来上がった作品の典型例であります。そう見えてしまいます。
金より命が大切と説教じみた台詞があったかと思いますが、パンを盗んだ少年の窮地を、主人公が金で救済するとか、ね。えぇっ?そこで金出しますか?それで少年は何を学びますか、であります。
孤児院、ナチス禁酒法など、分かりやすいアイコンを並べましたな、であります。もう少しヒネるがいいじゃないか、と思うわけです。
台詞も平板で野暮天だわねぇ、であります。作・演出の先生は、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズでも読んで勉強した方がよろし。

スカステが余生の友 あと7日